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カテゴリ:野毛
先日、野毛の「鳥良」にいた時、隣のお客さんが
「マスター、野毛で美味しい焼鳥屋さんは何処ですか?」 と聞いていた。 焼鳥屋さんでする質問か!と思ったが、固唾を呑んで答えを待った。 そういえばここで焼き鳥を食べたことがない。 手羽先の唐揚げは有名だが、焼鳥屋さんではないのかも知れない。 そのマスターが真っ先に挙げたのが「若竹」 「鳥良」さんの斜め前にある。 今日は「ドルフィー」で板橋文夫のライブがあると思っていたので、「若竹」ともう一軒どこかに行って、「ドルフィー」の後「ホッピー仙人」と決めて出かけた。 日の出町の駅を降りると、どこかで見かけた人が前を歩いている。 仙人だ。 どうやら同じ電車だったらしい。 途中まで一緒に歩いて、宮川町で 「後で寄るからね」 と云って別れた。 「若竹」に入ったら7人ほどの団体の先客がいた。 その隣のカウンターの奥に座ったが、おかみさんが 「こちらのお客のを先に焼くので、時間掛かるけどいいですか?」 と聞いてくる。 歓迎されていないのかなと、ちょっとビビる。 店内を見回しても、メニューが一切ないし、開店したばかりなので、まだ隣の客の前にも何も出ていない。 取りあえず焼酎の水割りをもらい、ネタケースを見たら、「鳥良」のマスターが云っていた手羽先が沢山並んでいた。 多分これが人気が高いのだろう。 しばらく焼酎を舐めていると、辛みそと、大根おろしが出てきて、ようやく注文を聞いてくれた。 手羽先と、ハツと、鳥ネギを頼んだが、 「鳥ネギは時間かかるけどいいですか?」 とまた聞かれる。 「全然構いませんよ」 と答えて待っていたら、意外と早く手羽先が出てきた。 辛みそをつけて食べるのが前提なのか、意外と塩が薄味だが、確かに美味い。 ハツも、ハツ大好き人間の私が食べたハツの中でもベスト3に入る美味しさだった。 鳥ネギのネギも美味かった。 目の前ではおかみさんが、白菜の漬け物とキュウリを皿に盛りつけている。 多分黙っていてもあれが出てくるのだろうが、急にお刺身が食べたくなってしまったので、会計してくれるように頼んだ。 そうしたら 「今鳥スープ出すんだけど、いりませんか?」 と聞かれたので、それは頂くことにした。 これがまた絶品だった。 湯飲みに入って出てきたのだが、スープの中にウズラの卵が入っていて、白味が少し固まったのが美味いのである。 ここは常連さんの多い店で、おかみさんがほとんどのお客の個人名を呼んでいた。 つくねも沢山あったので、今度はつくねも食べてみるつもりだ。 顔を覚えてもらうまで、通ってもいい店だ。 次に「錦寿司」でしめ鯖とメジマグロの刺身を食べた。 宴会が入っているようで忙しそうだったし、「ドルフィー」に行く時間も迫っていたので、それだけ食べて店を出た。 そして「ドルフィー」に行ってみたら、私が日にちを間違えていて、板橋文夫は今度の金曜日だった。 がっかりしたような、早く「ホッピー仙人」に行けるので嬉しいような変な気分。 「ホッピー仙人」ではお馴染みの顔、カオ。 今日の収穫は、ず~と前から顔も知っているし、話もしていた方がびゅうリップ兄さんだと判明したことと、藤子さんという、最近ブログで良く名前をお見かけするお嬢さんに会えたこと、WMさんの連れあいさんに会ったこと。 WMさんの連れあいさんはエライ! 初めて会う人の名前をメモしている。 ホッピー次郎の名前も書いて下さった様だ。 最後の方は、藤子さんに 「ブログにコメント書くからね~」 と、しつこく云いながら店を出たことを憶えている。 帰りの電車は、乗り換えの駅で奇跡的に目を覚ました以外は眠っていたようだ。 今日の目覚めで、昨日は飲み過ぎたことを悟った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.14 17:59:12
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