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カテゴリ:野毛
昨日は接客業に携わっているRさんを、繁盛店を見学するという名目で連れ出した。
まずは横浜駅西口岡田屋モアーズ9階にある、「築地寿司清」 ここはカウンター22席に職人5名が対応する。 店長はじめ、皆気さくな職人さんで、お客さんは職人さんとの会話を楽しむために来店しているのではと思えるくらい、明るい会話が弾んでいる。 私の子供も、それぞれお気に入りの職人さんがいて、今日は誰それさんとこんな話をした、なんて、食べ物より話の内容を報告するくらいだ。 Rさんも、カウンターが開くのを待つお客さんが並んでいるのを見て驚いていた。 店長に、つまみ主体でお任せしたので、車エビの踊り食いなんて、話の種に一度経験すれば十分な物まで食べさせられた。 それでいて、お会計は懐に優しい金額だった。 次に、Rさんに前から話していた「ホッピー仙人」に行った。 このRさん、お店の名前をうろ覚えで、 「今度はあの『焼酎天国』でしたっけ?」 まあ、当たらずといえども遠からずと云うところだ。 この「焼酎天国」、仙人やウッチーに馬鹿受けで、 仙人は 「その名前頂いちゃって、今度『ホッピー仙人』こと『焼酎天国』と名乗りましょうか」 と、やけに嬉しそう。 ウッチーも、 「それ、頂き!」 と受けている。 Rさん、ホッピーは初めてだそうだが、いろんな物をホッピーで割れるのに驚いていた。 私が電気ブランのガラナ割りを頼んだら、ここで電気ブランが飲めるとはと、感激していた。 奥さんのお父さんと神谷バーに電気ブランを飲みに行く約束をしていたのに、2週間ほど前に突然亡くなってしまったそうだ。 ホッピーをチェイサーに、しんみりと電気ブランを飲んでいた。 隣にいたjayさんは、観光地化してしまった神谷バーを嘆いていた。 電気ブラン、浅田次郎の「天切り松 闇がたり」に出てきたんだ、と話したら、コダマさんが、 「あっ!私も読みましたよ」 と云ってくれた。 こんな声が掛かると、実に嬉しいものだ。 そのうち、次々と常連さんが入ってきて、立ちッピーが6人ほどになってきた。 繁盛店作りは口コミが大切と、今日の見学会のまとめをして店を出た。 繁盛店見学と云って連れ出したが、二つの店とも見事な繁盛ぶりに、鼻が高かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.16 17:10:58
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