そぞろある記

家内が買い物で横浜に出かけている。
昼過ぎに家を出たのだが、用事が多く、娘とも途中で待ち合わせるということなので、帰りは遅くなると言う。
早くて５時半か６時だというのだが、私にはこういうのが一番困るのだ。
夕飯のおかずを買って帰ってくるのか、店屋物をとるのか、自分で適当にやるのかわからない。
でも家内もこういう時の私の扱いが、一番困ることらしい。
最近はこのような場合、気を利かして早めに外に飲みに出かけることにしている。

野毛のジャズバー、ドルフィーから送られてくるドルフィー通信を見たら、今日はジャズボーカル越智順子のライブなので、それを聞きがてら野毛に行くことにした。

まず腹ごしらえに鳥芳に行き、大好きな牛の南蛮漬けを焼いてもらい、jayさんもよく食べているシチューも注文した。
今日は満席ではなかったので、いつもよりゆっくり食べさせてもらった。
でもまだライブには少し時間があるのでホッピー仙人に顔を出した。

ホッピー仙人に入る時、反対側の通路から１６Gさん夫婦がやって来て、一緒に店に入った。
奥から「わァ～、次郎さん」
とゴーヤ泡盛さんの元気な声。
入ってすぐの席には戯人さんと、初めてお見かけした美女が並んでいた。
「みっふぃーです」
つい昨日、彼女のブログに通じない鹿児島弁を書き込んだばかりだった。
「いや～、申し訳ない、知ったかぶりして変な鹿児島弁を使いまして」
と、弁解混じりにご挨拶した。

はくぶんさんが、生せんべいというものを持ってきてくれて、Miffyが巧みな？包丁さばきで切り分けてくれた。
これをオノケンさんにレバ刺しだと云って食べさせようとみんなで相談している。

お正月に、携帯で写真を撮って、メールに添付して送る、という高度な技術を憶えたので、ホッピー仙人の店内を写して家内にメールしてみることにした。
でも写真を撮ろうとした時に誰かに話しかけられたりして、なかなか写真が写せなかった。ようやく写したら、
「まだ写してなかったんですか？」
と戯人さんに云われてしまう。
添付しようと思ったが、やり方が思い出せなくてもたもたしていたら、戯人さんがMiffyのお友達のhopico?さんに私の携帯を渡し、すぐ送れる状態にして返してくれた。
藤子ちゃんは先日私の隣の席から、携帯で金箔ホッピーを写して、それを添付してその場でブログに書き込んでいた。
あんな実況中継ブログが書けるようになるのは、いつになる事やら。

「どこだ？」と書いてようやくメールを送ったら、すぐに「ホッピー仙人！」と正解が返ってきた。
てっきりもう家にいると思ったら、まだ横浜東口のポルタにいるという。
「あなたのことさえクリアー出来れば、本当にゆっくり出来るのよね」
と、のたまっていた。

天秤座（時々おとめ座）B型だからではないんだろうが、私も気儘にさせてもらうのが一番。
でも、なんだかお荷物な気分。

いつしかドルフィーの事などすっかり忘れてしまっていた。
doronjoさんとも会うことが出来たし、ブログな人達との輪が来るたびに広がっていく感じである。
家内や娘に声を掛けたが、荷物がいっぱいなんで今日は遠慮するとのことだった。
けんたろう君が入ってきて席を探していたので、それを潮に帰ることにした。