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カテゴリ:家族
一応受験生で、予備校にも通っていた高3の次女が、大学には行かないという。
何でも芸能界に興味があって、モデルかタレント?になりたいと思っていたというのだ。 そんな考えが前からあることは聞いていたのだが、昨日願書をもらいがてら大学を見に行って、やはりこのまま進学していいのだろうかと考えてしまったらしい。 私と家内は、次女が勉強むきでないと常々思っていた。 私は何度も、 「大学に行って欲しいなんて、お父さんはこれっぽっちも思ってないからね。」 と、娘に言い続けてきた。 でも娘が大学に行くと云ってきた経緯がある。 家内と、 「あいつの大学受験は一種のファッションで、勉強したいとか、勉強して何かになりたいと言うのとは違うだろう。」 と話していた。 高校受験の時も、私は無理して高校に行かなくてもいいと言い続けたのだが、その時は娘が自信が無くて、高校に進学してしまった。 でも今回は考えたようである。 今進路を変えるのは、大学受験に自信が無くて逃げるように思われるのは嫌みたいだ。 でもすぐにでも受験料を払い込まなければいけない時期である。 今度はこちらが娘に決断を迫った。 たまたま知り合いに「うるるん滞在記」に出たり、「ゴクセン」の生徒役で出演していた子がいたので、娘が電話で相談しようとしていたのだが、いろいろな繋がりで、あるプロダクションと今週末に面接と言うことになってしまった。 ここで、完璧に大学受験は消えた。 何か心が一挙に晴れた感じである。 勉強にはむいてない娘が、何故大学に行くのかと、常に疑問があった。 別に娘の能力が無いと思っている訳ではないが、アカデミックな環境で、勉学に励むというのがどうしてもイメージできない娘なのだ。 むしろ自分のキャラや感性をいかしていく方が、ストレスのない人生を送れるのではないかと思っていただけだ。 モデルやタレント志願の人間はそれこそ数知れずいるが、その仕事で食べていけるのはほんの一部である。 そのことは良く言い聞かせ、親の援助も二十歳までだと言い聞かせ、甘えの気持ちだけは捨てるように言い聞かせた。 今日は早速受験参考書をしまい、試験日真っ只中で、家族旅行など無理な時期に旅行に行く計画を立てた。 自分の適性が何かはなかなかわからないが、自分が何にむいていないかはわかると思う。 少なくとも誤った道に進まない決断をした娘を褒めてあげたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.19 20:07:41
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