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テーマ:政治について(20202)
カテゴリ:政治
昭和天皇の靖国参拝に関する富田メモでマスコミが賑わっている。
なるべく政治的な事はブログに書かないつもりだったが、一言書きたくなった。 巷間の議論は、東京裁判は法律的に正しいか、そもそもA級、B級との区分けはない、分祠は可能か?靖国神社に祀られている英霊は本当に戦争犠牲者だけ等と色々な観点からなされている。 でもその全てが私には枝葉末節な議論に思えてしまう。 私は以前このブログで戦争について書いたことがある。 2004年4月と12月だ。 結論から言ってしまえば、あの戦争に対して、日本人が自ら総括していないことが問題なのである。 あの戦争で私達自身が、誰が戦争犯罪人であったかを検証して、二度とそのような戦争犯罪人を生み出さない仕組みを作ることが本当の戦後処理だと思う。 そうすれば靖国に誰が祀られるべきか、そして本当の戦争の犠牲者は誰なのかが自ずから解ってくる。 少なくとも太平洋戦争当時の一部の指導者が誤った判断を重ねて、国民に多くの犠牲を強いたことは明かで、そのような指導者までが合祀されたことで天皇陛下は参拝を止めたのだと思う。 それは所謂A級、B,C級とは別の問題だと。 東京裁判ではなく、私達の判断で国民を死に至らしめた人達の断罪をすべきである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.20 20:07:09
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