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テーマ:日々自然観察(9771)
カテゴリ:植物
浦賀湾を一望できる横須賀最古の「愛宕山公園」
その隣が数年前宅地開発のために削り取られ、浦賀湾を取り囲む斜面緑地の一角に大きな虫食いが出来た。 しかも造成の途中で開発業者が倒産し、一部に20軒ほどの家が建ったまま関東ローム層剥き出しで、ダンプなどと共に放置されてしまった。 その造成地にはお馴染みのカラスザンショウやアカメガシワが沢山生えていたが、一番多かったのがこれである。 図鑑と睨めっこで調べてみたが、どうやらミズキらしい。 図鑑によると、ミズキは渓流沿いの水のある場所に多いと書いてあるがここは山の上、しかも削り取った崖のような場所である。 ミズキは枝が階段状のような樹形になるのが特徴だが、別の場所で見た成木と同じ形だ。 全て実生から成長したのだろうが、周りの山の上を見ても見渡せる範囲にミズキは無い。 どうやって沢山の種が運ばれたのだろう。 ここから見る東京湾の眺めは素晴らしいのだが、どうかこのまま自然林に戻って欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.01 19:20:24
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