凝り性
なにやら昔のカメラ小僧の血が騒いできた。と言っても私の場合は被写体は花や虫に限られていたが、今回は野鳥も視野に入ってきた。デジスコと言って、野鳥観察用の望遠鏡とデジカメを組み合わせた撮影法が最近あみ出された様だ。何と合成焦点で9,000ミリに達する望遠効果があるという。これには軽くて、しかも鏡胴にはフィルター用のねじが切ってあるデジカメがいいらしい。でも、野草を写すには外部ストロボ端子がついた一眼レフのデジカメの方が向いていると思う。暗い林の中で木漏れ日に照らされて浮き出した様な効果をねらう場合は高いところからストロボをたいたり、バックをあまり落としたくない場合など、バウンスで背景を照らしながら撮ると結構いい写真に仕上がるのだ。それにはカメラから数十センチ以上離して照らす事の出来る外部ストロボが絶対必要だ。それにマクロの時のピント合わせはやはり液晶よりファインダーを直接覗いた方がやりやすそうだ。こんな事を夢中になってインターネットで調べている私を見て、家内が「いくらかかるの?」と聞いてきた。ちょっと多めの金額を言ってみた。「ふ~ん、ガンバってね」いけない、人ごとにされそうな雰囲気だ。手始めに娘を巻き込もうか、でもどの様に?とりの なくぞうさんも奥さんに、「写真家にでもなりたいの?」と鋭い牽制球を投げられた様だが、どなたかいい智恵貸してくれませんか?