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カテゴリ:日ノ出町、野毛
京浜急行線の日の出町駅から大岡川沿いに
黄金町方面へ5分ぐらい歩いたところにある 「日の出湧水」 この辺は昔、赤線地帯と言われ、ちょんの間と呼ばれていた 2階建ての小さいスナックが所狭しと、絶ち並んでいた場所の 一角に、この湧水があります。 看板より この湧水は、歴史的にも由緒あるもので古くから地域の生活用水として広く利用されてきました。幕末・開港場横浜は段階的な埋め立てによって造成されました。そのため埋立地である関内・感慨などでは良質なミスを確保することが困難でした。一方、野毛山の裾野に位置する日の出町周辺は、自然のわきミスに恵まれた地域で、明治のはじめころから、湧き水を利用した民間の給水業者が活躍し、横浜港に寄航する船舶に飲料水を提供していたと言われています。 この湧き水も野毛山が水源と考えられ、起源等は明らかではありませんが、これまで確認されたかぎりでは、東小学校の脇から現在地まで、地中に理設された鋳鉄管を通して導かれています。 近年では、周辺環境の都市化が進んだ影響もあり、清浄な水質が保てないため、飲むことはできませんが、災害等には飲料以外の生活用水としての利用が可能です。 このたび、大岡川プロムナードの再整備工事を行うにあたり、装いも新たになりました。新しいまちづくり活動ともに連動し、貴重な地域資産として、末永く皆さんに愛され親しまれていくことを関係者一同願っています。 注意:この水は飲めません・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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