横浜泥酔

さて、すっかり野毛の居酒屋も行きつくしてしまい、マニアックなお店好きの知り合いに面白いお店が無いかを聞いてみた。すると、金と欲望が渦巻く街　福富町のビル3Fに面白い陶芸Barがあるとのこと。これは早速行ってみねば！

野毛から歩いて7分、ワインバーがひしめく吉田町からは5分くらいだろうか。客引きの誘惑をかわしながら、路地裏にあるそれらしきお店を発見！名前は「六反」というらしい、さっそくビルの中へ。

怪しい雑居ビルを上がって行くと、3Fに入り口らしきものを発見。慣れてないとこの界隈の雑居ビルには入り難いかも知れないね。イザ、お店の中へ！

うわぁ、、古い雑居ビル3Fのスペースを全部使いきっている空間がすごい事になっている！まるで六本木あたりのお洒落なBarみたいな内装！

奥のカウンターへ着席すると、陶器類が乱雑に置かれていながらもそれが全て様になっているのが凄い！福富町の雑居ビル3Fにこんな空間が広がっていたなんて・・・BGMなんて、ヒグラシの鳴き声よ～！！

如何にも陶芸家っぽいオーナーさんに話を聞いて見ると、4ヶ月前にオープンしたこのお店は昼は陶芸をするエリア、夜はこのスタイルで営業しているとのこと。

奥には電熱の焼釜が置いてあり、ここで窯焼も出来るらしく、日曜日には陶芸教室を開いていると言っていた。

驚いてばかりいてもしょうがないので、お酒を頼むことに。頼んだのは「やかん（400円）」というもの。

これはやかんの中には前割りと言って、焼酎と水を混ぜて一晩以上寝かせた物が入っていた。こうすることで、焼酎の口当たりが一層まろやかになるもの。呑みやすくて美味い！

フードは「福富町焼そば？」だったかな（笑）平打ち麺を軽く炒めただけの物だけど、レモン汁を掛けて食べると、サッパリしていて最高！さんざん食べてきたので、こんなので良いんですよ！

マニアック好きな知り合いに聞いて来た事を話すと、サービスで「ピスタチオ」を頂きましたって・・・殻付きで出てきたー！特殊工具で割って食べるピスタチオは添加物一切無しで美味しい・・・でもマニアック過ぎるなぁ、、

続いてお店のお客さんみんなにサービスしていたのが、小鉢に入った削り節。もう、みなさんお分かりだと思いますが、これは塊りの節を使って削り器で削った、出来立てホヤホヤの鰹節。美味しいに決まっている！

いや、ここまでマニアックなBarは珍しいし凄いの一言！もう、これ以上は写真に出さないけど、まだ色々と凄い物があるので是非、自分の目で見て頂きたいな！

カウンターの上に置かれていた恐らく、オーナー作の仏さんを拝んで、お店を出る事に致しましょう。

私がビックリする程のマニアックなこのお店はネットにもほとんど情報が無い状態なので、詳しい場所は、まだ教えられません。ヒントで貰った名刺の裏に書いてあった地図を載せておきますので、宝探し感覚で自分で探して見てくださいね！野毛や関内からも近いですよ！

Bar 六反（定休日、営業時間は不明）