横浜泥酔

桜木町から流れている大岡川。その川沿いに円弧を描くように建てられているレトロな飲み屋街「都橋商店街」

商店街と書いて通りに、昔は靴屋、本屋、時計屋などがあったここも、ほとんどが飲み屋に生まれ変わり、年配の方が経営していた古いスナック等も、若者向けのお店に生まれ変わっている。

見た感じはディープなイメージだけど、今では遠征客で溢れているので、女性一人で呑む人も多い飲み屋街。トイレが綺麗になったおかげかもね！

そんな都橋商店街で一番人気！野毛の中でも、かなり上位に入るほどの人気店「ホッピー仙人」。もう通い始めて8年ぐらいになるかな？

昔は立ち飲みであれば入店出来たこのお店も、今は遠方から訪れに来るお客が多いため、運が良くないと入れず、今は月に一度くらい顔を出す程度になってしまった。

今宵もドアの外に大勢の声が漏れているので混んでいるのだろう！早速入店！！

店内はL字のカウンターのみで8人座れば満席。その後ろに立てば20人はなんとか入れる。でも最大で30人入ったんだっけ？あれ40人？そんなの想像もつかないわ、、、

まずは定番の白ホッピー（500円）。初めて来た人は、あまり飲めないサーバーの生ホッピーを頼みたがるが、常連の人は瓶のホッピーを頼む人が多い！

理由は、普通の人が入れたホッピーとは訳が違うほど美味しいから！もちろん、グラスやホッピーの温度は徹底管理されているほどの拘りよう！

これは「ジン黒（500円）」と呼ばれているホッピーの黒に洋酒のジンを混ぜたもの。もちろん、研究に研究を重ねたものをお客に出しているので、不味いはずがない！サッパリしながら香り高くて、とても美味しい！恐らく、白ホッピーでは合わない一品でしょう！

もちろん、ホッピー仙人の話術とサービス精神をあてに来るお客さんも多くて、この日は遠方から来たお客さんに、ホッピープラカップ？にサインをしてプレゼントしていたっけ！

他にもホッピーが売り切れているにもかかわらず、お店の中で写真を撮ってあげるという、接客の神様のような人！サービス精神旺盛な仙人が経営したからこそ、ここまでの人気店になったんだね！

仙人には何時もディープなお店を紹介してあげるの！そのお店を通ってくれちゃったりするのよ！そのお礼に、酔っ払ってベロンベロンな仙人に「トルネードホッピー」をサービスで頂いた！

お客さんの後ろに立って、ロレツが回らない仙人が作ってくれたのだけど、「あ～、こぼれる～」と思ったら、見事にジョッキの口ギリギリのところまでこぼさずに入れて見せた。これだけ酔っているのに流石だね！

でもね、なんでトルネードホッピーって言うのか知らなかったのだけど、後でお店の常連さんに聞いてみたところ、最後の泡を立てるところで、ヒネリが入るらしい（笑）同じホッピーを他の人が作っても、これだけ美味しいホッピーを作れるのは、ホッピー仙人だけ！

超人気店で中々入れないけど、遠方から来た人は並んででも入ってみてね！

ホッピー仙人 （バー / 桜木町駅、日ノ出町駅、関内駅）

夜総合点★★★★☆ 4.2