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テーマ:楽天写真館(356107)
カテゴリ:黄金町、阪東橋
野毛で69年続いた名物大衆酒場「武蔵屋」が、とうとう閉店してしまいました。そんなに通っていたお店ではなかったので最終日は行きませんでしたが、最後は人で溢れていたみたいね! さて、この日に伺ったのは京急 日の出町駅から徒歩8分。大岡川沿いから路地をちょっと入った場所にある老舗の鳥専門店「鳥千」。 伊勢佐木、野毛界隈には、まだまだ歴史がある古いお店が残っている。こちらのお店も知名度こそ低いけど、50年間伝統の味を引き継いでいる老舗店。久し振りに入店です! 店内は8人ほどが座れるカウンター席に座敷席が3卓あったかな?歴史がある建物は、古びれた感があるものの、きちんと掃除が行き届いていて渋い佇まい。まさに昭和の産物! 鳥専門店と言う事だけあって、焼き鳥だけに特化しておらず、鶏丼、鶏サシ、水炊き、蒸し鶏などが揃っているメニュー構成。 焼き場には、焼き担当の言葉遣いが丁寧な50代の大将、それに接客兼他の料理担当の女将さん二人で切り盛りしているお店。 口火きりは「ビール大瓶(680円)」を頂く。ビールの銘柄はキリンラガー。20代の頃は苦くて呑めなかったラガーも今となっては、一番好きなビールのひとつ! お通しには枝豆が付いて来た。 最初に頼んだのが「焼き鳥5本セット(900円)」をタレで注文。暫くするとモモ、ネギ間、皮、ピーマン肉、白レバーの5種類の焼き鳥が出てくる。 一本辺りの価格が180円と決して安くなく、鶏肉も特に地鶏と言うわけではないけど、とにかく焼き方が上手い。 焼き方ひとつでこれだけ美味しい焼き鳥が焼けるんだと実感する逸品。美味い!! 続いて名物の「漬物(450円)」 胡瓜、人参、茗荷、大根が入っていて、二人で食べるのに丁度良いくらいの量。そして、この漬かり具合が絶妙で、箸休めに最適!これは是非、頼んでね!! カウンターの目の前には、50年間開けられていない骨董品級の金庫。確か、番号を忘れてしまったとか言っていたかな(笑) 中にはお宝が入っているかも知れないのに、そのままにしているのが夢があって良い。これを見ているだけで酒の肴になるね! もちろん酒は日本酒に移行。出てきたのは外の看板にも書いてある「清酒 玉乃光 一合(450円?)」 あまり呑んだことが無い玉乃光は、甘ったるさが無くキリッとした飲み口。ああっ、このタイプのお酒が好みだわ!と思ったが、なかなかお店に置いてないのが残念なところ。 最後の締めで必ず食べて頂きたいのが絶品の「蒸し鶏」。ハーフサイズ(650円)と普通サイズ(1160円)があるが、一人だった為、ハーフサイズを選択。 肉汁たっぷりの鶏の上には白髪ネギとネギソース。ハーフサイズの割には、かなりの量があった印象。一口食べて見ると、鶏の旨みが凝縮された弾力ある蒸し鶏。ああっ、美味い! 日本酒にもとても合うので、清酒を一合追加して幸せな時間が過ぎていく。 普通なら、もっと人気が出ても良いお店なのですが、ちょっと場所的な問題がありまして、、、 とはいえ、近隣で騒いだりしなければ何の問題もありません。逆を言うと、横浜で一番安全な場所かも知れませんね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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