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カテゴリ:曙町、若葉町
青江美奈の歌「伊勢佐木ブルース」でも有名な横浜でも有数な歓楽街 伊勢佐木町界隈。 関内から黄金町に続く伊勢佐木モールには、未だに老舗のお店が軒を連ねている。その伊勢佐木町モールの一本裏道はタイ料理屋が立ち並ぶタイストリート。その反対側には日本でも有数な風俗街 曙町。 もうちょっと横浜橋商店街側に行くと、コリアンタウンがあり、その先には簡易宿舎が立ち並び、酒屋や銭湯が多い、いわゆるドヤ街といわれている下町に突き当たる。奥に行けばいくほど、ディープな町並みになっていくのが面白いよね! そんな伊勢佐木モールの裏手にある風俗街のど真ん中。パルテノン神殿風の建物に今年50年を迎えた、横浜を代表する老舗のBar「アポロ」があります。 看板にはスナックやパブレストランの文字。50年の間に色々な営業形態を変えながら、いまはBar アポロで落ち着いたと店主は言ってた。 終夜営業と書かれた扉を開け(現在は3:00ぐらいで閉めてる)赤い絨毯の敷かれた急な階段を登りきるとそこには、、、 かなり広い空間が現れ、奥にはチェック柄のテーブルクロスが敷かれたテーブル席が5~6卓あったか? その手前には、10人は座れると言う広いカウンター席。正面のボトル棚には壁一面にボトルが置かれている。 「昔は、横浜港で船から降りたギリシャの船員さんで、この辺は賑わっていたんだよ!」という店主は今年で77歳。次の東京オリンピックまでは絶対に頑張るという元気なマスター! 東京オリンピックの年にオープンしたというと、野毛の都橋商店街と同じ歴史を歩んでいるんだ。ちなみに今こそ1Fは風俗店となっているが、昔は「スパルタ」というギリシャ料理のお店があったという。通な人ならピンとくると思いますが、吉田町にある「スパルタ」がそのお店。 「ハーパーソーダ割(700円?)」 一応、カクテル類も出来るが、一流のBarのように味を期待してはダメ!ここは横浜の歴史あるBarの雰囲気を味わうためのお店なのだから! 壁には色褪せてしまっている、長谷直美のポスター。時代が違うのであまり存じ上げないが、マスターが好きなんだろうね! そして、このお店の名物的なものが、こちらのアナログジュークボックス。横浜市内でも稼動しているのは数台のみという貴重なもので、針の交換が大変だよ!と言っていた。何時までも大切にしてほしいね。ちなみに100円で3曲の音楽が聴ける。 一年ぶりに来たので、簡単なフードを頂く事にする。良く頼んでいるのはピザ系のものだけど、たまには違うものを頼んで見る事に!価格はちょっと高いけどBarなので、しょうがないよね! 頼んだのは「B.L.Tサンド(1000円)」 マスターにB.L.Tの意味を聞いてみると、ベーコン、レタス、タマゴのサンドウィッチとのこと。なんで、タマゴだけ日本語で、エッグじゃないんだよというツッコミは大人なので、止めて置きましょう(汗) いや、これ、予想以上に美味しいし、量がある!結局、半分食べたところでお腹一杯にあり、半分はお土産として包んでもらうことにします。 厨房はお店の奥にあり、注文したフードが出来上がると手作り(笑)のシャッターがほんの一瞬、開いて出てくるの。料理が出ると、また、ガシャっと閉まってしまい、中の様子は伺えない。どんな厨房なのかな? 食べ残したサンドウィッチは、テーブルクロスと同じチェック柄の紙袋に入れてくれました。やるな!とにかく横浜の歴史あるBarに行って見たいと言う人には一押しのBar!この昭和チックな雰囲気を味わうだけでも、行く価値があると思いますよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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