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テーマ:楽天写真館(356088)
カテゴリ:吉野町
市営地下鉄「吉野町駅」から徒歩3分。鎌倉街道を3本平行に入った閑静な住宅街に佇む割烹料理のお店「仙や」。 割烹というと、諭吉さんが出て行くほど、かなり良い価格のイメージがあるが、こちらは場所柄リーズナブルに呑めるため、開店当初から伺っているお店。客層もぐでんぐでんのスナックママとその客みたいな客層だったりして、入り難いというイメージは無いと思う。 このお店は元々、名前の出ていない「鈴本」というお偉いさんがお忍びで来るような料亭で、そこを80歳を超えた女将が経営していたという。そのお店を訪れた今の大将がこの店に一目惚れし、引退間近の女将に店を譲ってほしいと頼み込み、今の経営スタイルになったらしい。 まずはお酒のメニュー! 神戸出身の若い大将は日本酒に拘りがあり、自分で買い集めに行くという。ここはお任せで、「三種呑み比べ(1200円)」を頼みましょう! 選んでくれた日本酒は「天宝一」「磯自慢」「大那」の三種類。呑み比べセットといってもかなり並々と注いでくれて、半合ほどの量がある。 お通しは、豚バラ煮のようなものかな?何時もは海藻類やサッパリ系なので、ちょっと肉が出て来たのにはビックリ!もちろん、味の方は決まってます! 定番メニューもありますが、まずは手書きの「本日のおすすめ」を拝見。今回の目標は自家製生ホタルイカ沖漬けを食べに来たのですが、品切れとのこと。その他も物も品切れが多かったのが残念。。 刺身も「ヒラメ刺し(950円)」しか残っていないというので、それを注文。茗荷、本山葵、紫蘇の実などの薬味が盛られていて見た目にも美しい。ヒラメの身も美味しいが、横に盛られていた縁側がコリコリした食感で、最高の酒の肴になった! 続いての酒のアテは定番の「自家製ささみ一夜干し」を考えたけど、何度も食べているので店主おススメの「一口明太子」だったかな? それを頂いてみよう! お皿の上には、カッパ、海苔、ネギ入りの明太子が添えられていて、明太子とカッパを海苔に巻いて食べる!オーノー、酒にとても合う痛風上等な肴である。この後、ホントに痛風になったのは、シャレにならなかった・・・ 日本酒が止まらなくなり兵庫のお酒「仙介(850円)」を追加で注文。 酒のアテは「クリームチーズ味噌漬け(450円)」大衆酒場も好きだけど、こんな落ち着いた雰囲気と拘りの肴で呑む酒も悪くない。 そんな余韻に浸っていると大将が、奥のテーブル席も使えるようになり、庭園も手入れしたんですよとのこと。ずっと前から料亭だったのにカウンター席しか無いのはおかしいと思っていたけど、やはり奥は広くなっていたんだ!ということで、見学しに行ってきました! おー流石、元料亭だけあって、奥に行くと広い! 10人掛けテーブル1卓と4人掛けテーブルが2卓ほど置いてあったかな?個室ぽくなっていて仲間内で呑むのも良いし、誰かと密会するにも重宝するかも。そしてその奥にはビックリする光景が広がってました。。 なんとマンションに囲まれた空間に庭園がある!これはお店に入るか、上空から撮影するかしないと絶対にわかならい隠れ家的庭園! まさかマンション群に囲まれた場所に庭園があるとは誰も思わない!庭園を見ながら美味しい酒を呑めるとは、最高の贅沢!!とは言え、庶民的な価格が嬉しいところ。 美味しいもの好きな人には、かなり穴場のお店ですよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年04月29日 08時05分45秒
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