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ほっぷ すてっぷ じゃんぷ(アスペっ子&ADHD・LDっ子とともに・・・)

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2005.10.20
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今日は2回友達とトラブルがあったそうです。

1回目は図工のとき、読書感想画の仕上げで、余白が多い子に対して、
絵に付け加えをさせるために、第二図書室で読み聞かせをしていたときに
教室からA君の大きな泣き声が。
そしてfumikunが、廊下を走っていく姿が。
急いで教室に戻って子どもたちに話をきくと、
fumikunが、A君の席にいって絵をみて
「へたくそだね」といったそうです。
(それは、おこって当然だよね。でもまさに「アスペ」の特徴そのものすぎる・・・)
それでA君くんが「fumikunが、そんなこと言われたらどんな気持ちがするん?」
といいかえしたら、頭を叩いておこってでていったそうです。

fumikunがろうかにいたので手をつかまえて
先生「叩くのは、よくないっていったよね。どうしても叩きたくなる気持ちはわかるけど、
叩くのは絶対よくないよね。」
というとしがみついてきて
fumikun「だって、どうしても絵がへんだもん。どうしても。だからA君が悪い。」
と言って泣き出しました。
そのあと、「fumikunが自分の絵をお友達にへたくそっていわれたらうれしいかなあ。」
というと「ぼくとA君どっちも同じくらい悪い」と言ったそうです。
先生「そうだよね。今はちょっと謝れないかもしれないけど、あとで一緒に謝ろうか」
といって教室に連れ戻したそうです。

すぐに、お絵かきを始めてくれたので、その間にA君をよんで話をしました。
先生「fumikun、自分がしたことが悪いってわかってるんよ。
でも、悪いってわかっていても、どうしてもいってしまうことがあるんよ。
後で落ち着いたら謝れると思うから待ってくれるかなあ」
というとA君は「うん」と言ってくれたそうです。

A君は1学期はふみくんfumikunとけんかすることが多かったのですが、
最近fumikunをとても助けてくれたり優しくしてくれたりします。
先生「Aくん、いつもfumikunを助けてくれてありがとう。先生とってもうれしいよ」
というと表情が明るくなりました。
 
そのあと給食時間になってA君が私のところにきて
「先生、今ならfumikunにごめんなさいぼくから言ってもいいかなあ」といってきました。
「A君もどこか悪いところがあると思ったの?」と聞くと
「うん、いいかえしたから」といっていました。
fumikunにA君が謝って
「fumikun、いいよがいえるかな」と聞くと「いいよ」と言えました!
そして「ごめんなさいもいえるかな」ときくと
小さい声ですが「ごめんなさい」といってくれました。
(二人とも、とてもえらかったね!)

二つ目です。連絡帳をかくとき、筆箱が床におちました。
fumikun「だれがおとしたん!」 
ともだち「だれもおとしてないよ」 
Bくん「ぼくみたよ」 
fumikun「だれなのおしえて」
     「どんなふく、どんないろやったかはわかるやろ。ねえ、おしえて」 
Bくん「わすれてしまった」 

子どもたちの連絡帳をチェックしながらそんなやりとりが聞こえてきました。
これ以上、何度も聞くようだったら、ちょっとfumikunに声をかけなければと思った瞬間 
fumikunがBくんをつきとばしていました。
fumikun 「もう、なんで見たくせに教えてくれんの!」 と大泣きで教室から飛び出し、
Bくんも「ぼく、本当にわすれただけなのに、fumikunがおしたあ」と泣いてしまいました。

fumikunは廊下で私のひざの上でしばらく泣いて、でも、どうしても納得できないようでした。
B君には、fumikunがどうしても誰が落としたのか知りたかったこと、
その人が誰か分からないと落ち着かないこと、ということを話し、
納得してもらったそうです。

どちらのトラブルも、先生の目が行き届いていないときに起こっています。
先生はこれはどうにか対応してもらわねばと思い、管理職、そして学年部の先生にお願いして
来週から補助の先生にfumikunのクラスについてもらう時間を増やしてもらってくださいました。

社会的ルールがわからず、思ったままに本当のことを
言ってしまい、その言葉が人を傷つけることに対して
とても鈍感・・・。
今日の、A君とのトラブルの原因はアスペルガーの特徴
そのものって感じです。
「こういうことを言ったら相手はとても傷つく」ということを
そのつど教えていかなければいけないなと思っています。
でも、ひとつのパターンを教えたからといって、それを
応用することはできないので、根気よく教えていかなければ
ならないな、と思っています。

二つ目のトラブルは、「落とした人を見た」といったのに
「忘れた」といわれてしまい、落とした人が分かる、
と思っていたのに、急にわからないことになったことで
頭の中がパニックしてしまったのだろうな、と思います。

これからもトラブルは起こると思いますが
トラブルが起きて初めて学べることもあるので
これからも、先生方やお友達にたくさん迷惑や苦労を
かけてしまうと思うと、やっぱり心苦しいです。

最近のfumkunの様子を見ていると
やはり、補助の先生がついていてくださると
ありがたいなあと思います。





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Last updated  2005.10.21 00:06:57
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