ほっぷ　すてっぷ　じゃんぷ（ｱｽﾍﾟっ子＆ADHD・LDっ子とともに・・・）

Ｈ１０年８月３１日

午後６時ごろ。

陣痛が始まった時間です。

明日はfumikun、９歳の誕生日です


妊娠中はほとんど入院してました。

切迫流産３回

１ヶ月半入院、子宮口をしばる手術をしました。

切迫早産２回

子宮口をしばばっているのに、それでも７月に出血して

陣痛をおさえる点滴を、７月～８月31日までず～～っとしたまま

起きていいのは、食事とトイレのみ･･･という

ほんとにきつい日々でした。

で、点滴をはずしたとたん陣痛が始まりました。

陣痛が始まったとたん

まだ微弱陣痛のときからいきなり３分間隔という

すごい状態でした。


そして９月１日午前２時２７分

fumikunは生まれました。


････が、仮死状態でした。

Ｄｒ、助産婦さん、看護婦さんみんなで蘇生術を

必死にしてくれました。

出産して７分後、やっと産声が聞こえてきました。

7分間呼吸が停止していたため

顔をちょっと見せてもらったあと

県立病院のＮＩＣＵへ救急車で運ばれていきました。



さらに、出産後胎盤が出てこず

お腹をぎゅうぎゅう押してもだめで

手で胎盤をはがされました。

これが、陣痛の痛みなんてはるかに越えていて

fumikunは県立病院に運ばれるし・・・

もう頭の中めちゃくちゃ状態で

約３０分間胎盤剥離術をしている間

（麻酔無しです(T T)）

泣き叫びまくってました。



fumikunは『へそのを』を首に２重に巻きつけた状態で生まれたのです。

生まれたときの状態、アプガー指数２

生存確率２０パーセントだった、とあとから聞かされ

ＭＲＩで、脳出血もあったことがわかり

さらに「なにか障害が残るかもしれません。」と言われました。



その時からずっと『障害』に対する覚悟をして育ててきました。

だから３歳１０ヶ月という早い時期に

アスペルガーと診断を受けることができたのかもしれません。



fumikunはものすごく強い生命力を持って生まれてきたなって

よく思うことがあります。

きっと何かをするために生まれてきたんじゃないかな～と。

（色々と、しでかしてくれてますが(^^;)･･･って違うかぁ～（苦笑））


明日で９歳。

９歳はfumikunにとってどんな年になるんだろうなぁ。。。