テーマ:治験じゃ!(54)
カテゴリ:治験
そもそも重い病気の治験というのは、結構、大変だ。
例えば抗がん剤の治験。 治験に参加された患者さんの状態にもよるのだが、重篤な有害事象が、少なくない。(他の治験薬と比較してね。) 治験薬の副作用で重篤な有害事象が出たのか、それとももともと有った癌によるものか、見極めが難しい。 もちろん、動物実験などで、あきらかに副作用と分かっているものも有るが、人間に使った場合はどうなるかは、完璧に把握できてるわけではない。 だから、抗がん剤の場合はフェーズ1でがん患者さんに参加してもらう。 ごく低用量から徐々に用量をアップさせていく。 その過程で副作用を見つけていくというステップを取らざるを得ない。 厳しい治験だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.13 09:32:58
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