■住友製薬と大日本製薬との合併
こういう製薬会社の合併が起こると、いろいろと手続きが大変だ。もちろん、治験をやっていると、そちらの手続きも大変だ。例えば病院と契約書の書き換えや、プロトコルの治験依頼者の書き換え、両社のSOPをどうするか・・・・・・など等。モニターの数が増えるけれど、治験の数が同じままだったら、あまり意味がない。今回はどうするのかな?開発パイプラインの見直しをやるかな?モニターがあふれ出てくるだろう。山之内製薬と藤沢薬品、アベンティスとサノフィ、これらの合併でも、優秀な人材が流出する可能性がある。もちろん、それを狙っている会社もある。こちらとしても、転職先が減ってくるという発想もある。さて、来年は、どんな薬業界になるのだろうか。