カテゴリ:人間なんてララララ
歳を取ると、いろいろと不便なことが増えてくる。
目が見えない、小さな文字が読めない、すぐに疲れる、風邪をひいてもなかなか治らない、朝が早くなる・・・・・・。 しかし、それと同時に、年齢を重ねて初めて分かったこともある。 若い頃に読んだ本を読み返すと、当時はなんとも思わなかった短いフレーズ、語句、言葉にえらく感動したり、しみじみと納得したり、する。 これはひとえに経験のせいだ。(感性が鋭敏になったとは思えない。何故なら、一方で、僕はえらく「どうでもいいや」と思えてくることが多くなってきた。) 経験、体験してみないと分からないとよく言うが、まさに。 まぁ、はっきり言って、僕の人生なんぞは、誰にとってもどうでもいいことなのだが、僕自身にとってみると、山あり、谷あり、また谷あり、そして谷あり、ようやく山あり、という感じで、ジェットコースターに乗っているようなもんだ。 誰でも、自分の人生は特別だと思うから、こんなことは誰だって感じていることだろうけれどね。 そんな人生の起伏を過ごしてきて、初めて感じ入る、フレーズ、センテンス、言葉、しぐさ、表情、行動、性格、というのが有るものだ。 とまぁ、そんなことを汗を流しながら、思う、今日この頃である。 もう少ししたら、今度はどう変化するんだろう? ■ハードボイルド・ワンダーランド日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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