カテゴリ:科学関係
この本はもちろん『ゴールデンルール(黄金律)』等で有名な『願望を実現する』方法や『成功の法則』のマーフィーではない(念のため)。
こちらのマーフィーは『失敗する可能性のあるものは失敗する』という法則で有名なあのマーフィーのほうである。 この手の法則を集めてしまったのが本書だ。 僕が好きな法則は次のものだ。 『マーフィーの法則の量子化』 1.失敗によって損する可能性があれば、注意せよ。 2.何かが起きても、失うものがなければ、気楽にいけ。 3.何かが起きても、うまくいくようなら、気楽にいけ。 4.何かが起きても同じであれば、気楽にいけ。 これぞ、真の人生の指針である。 そのマーフィーの法則は日本では1990年代に紹介された。 その後、10年を経て、21世紀版として、大きく内容一新、大幅増量され、ここに完全新訳として、出版された。 前作をよりパワーアップし、よりシニカルに、そしてより真実に近づいた本書は僕には欠かせないものとなっている。 それぞれの紹介されている法則には補足がついていたり、発展形があったりして、それがまた面白い。 たとえばこうだ。 『チザムの第1法則』 何かが順調なときは、何かがおかしくなる。 『発展形』 1.悪くなりようのない事態も悪化する。 2.順調に見えるときは、何かを見落としている。 ●21世紀版マーフィーの法則 さらに『マーフィーの法則』に学術的解説までつけた本もある。 ●やっぱり、あるあるマーフィーの法則 例えば、『秘密のささやきは、絶叫よりもよく聞こえる』というマーフィー的真理を脳科学により、(真面目に)解説してくれている。 楽しみながら、いろんな科学が学べる一石四鳥の本だ。 秋におすすめの2冊です。 ■より良く、より楽しく生きるためのお薦め本、人生を豊かにする本 ■お勧めビジネス本。仕事に役立つ本 ■科学入門図書 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 16, 2007 09:41:52 PM
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