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おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

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Oct 7, 2007
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カテゴリ:音楽
クラシック音楽では(他の分野の音楽でもそうだが、特にクラシック音楽では)、初演が不評だった、という曲が多い。

特に20世紀のクラシック音楽では伝説的に「不評」だったのが、このストラビンスキーの『春の祭典』だ。

なにしろ、演奏中から、観客が騒動を起こし、野次や怒号が飛び始めたというのだから凄い。(それだけ、人間を揺さぶる曲なのだ。いいにしろ、悪いにしろ。)

しかし、2回目からは「絶賛」された。

前衛的な音楽を好んでいたパリの人たちにとってさえ、この曲は前衛的だった。


今でも、この曲を聴くと、もはやこれ以上、人間の感情の根っこをわしづかみにする曲は現れないのではないかと思う。

だから、この手の曲を聴くときは「カラヤン」では物足りない。

もっと、ワイルドに、野蛮に演奏してもらいたい。


その点、ここで紹介しているゲルギエフの「春の祭典」はワイルドで野蛮だ。

来日公演で語り草となったゲルギエフの「春の祭典」が録音されたものだ。

ロシアの原始的なパワーが全開となった凄い演奏。

スクリャービンの「法悦の詩」では陶酔的な演奏を展開。


心の準備をしてから聞いたほうがいい。

さもないと、音楽に撃たれてしまう。

ストラヴィンスキー:春の祭典|スクリャービン:法悦の詩




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Last updated  Oct 7, 2007 01:06:03 PM
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