463921 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Dec 11, 2010
XML
カテゴリ:音楽
村上春樹の4年ぶりの長篇書下ろし小説。

一人っ子として、ある欠落感をもっていた始に、小学校時代、同じ一人っ子の女の子の友達が出来る。

25年後、37才の時、2人は再会し、激しい恋におちる――。



今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろう―たぶん。

「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われて―。



発売と同時に読みました。

そのときは,失敗作なのではないかと思いました。


しかし,10年以上経って,読み返してみると,印象は全く異なっていました。

今は,どなたかも書かれていましたが,ノルウェーの森を遙かにしのぐラブストーリーといえると思います。

ただ,単なるラブストーリーにとどまらないところが村上春樹だと思います。

人生の暗く,苦しい面を,はっきりととらえていて,恐ろしいほどです。

再読してから後,何度も読み返しました。そのたびに発見があり,小説としての魅力を感じる一方,その表現の深さに,たじろいでしまいます。

通常の小説を読むときとは,異なる経験です。


また10年後に読むとしたら,さらに深い理解ができるかも知れません。

あくまでも,わたし個人の感想ですが,一度読まれて,あまり感心しなかった方も,そこで結論を出してしまわずに,何年かしてから,再び読まれることを強くお勧めします。



国境の南、太陽の西

国境の南、太陽の西

国境の南、太陽の西

価格:540円(税込、送料別)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Dec 11, 2010 04:41:50 PM
コメント(0) | コメントを書く


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

何がでるか、お楽しみに!

ブログランキング・にほんブログ村へ

Shopping List

Recent Posts

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X