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最後にやられた!と思えるオススメのミステリー小説、最後のどんでん返しがすごい傑作ミステリー小説、衝撃の結末のミステリー小説
面白くて、驚愕のおすすめミステリー小説『GOTH―リストカット事件』乙一 (著) 森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。 学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物に行くことを決めた…。 触れれば切れるようなセンシティヴ・ミステリー。 素晴らしい! 傑作です。 人によって好みが分かれる本だと思いますが、僕の中でベスト入りした本です。 主人公は殺人現場を歩いたり猟奇殺人などの記事を集めるのが趣味な男子高校生。 だからと言って気持ち悪い話なのかと言ったらそういうわけでもなく、なんとなく夢を見ているような不思議な気分になります。 確かに死体の描写は生生しいところもありますが、それ以前に話が面白いのです。 そして乙一さんと言えばやはりラストのどんでんがえしですよね。 くやしいことに、最後の「声」ではまんまとやられました。 先を読もうとすると返って読めないんですよね。 まだ乙一さんを知らない方も、この本を読んでいない方も、是非お勧めです。 一度はこのどんでんがえしで悔しい思いをしてみて下さい。きっとハマります。 リストカット事件や色々なお話があって、それぞれ別々のお話ではあるのですが読み進んでいくうちに一本につながってくる。 色んな登場人物の目線から書かれているので読み応えもあって、ただ恐い話だけではなくて、恐さや残酷さや奇妙な関係の中にも切なさややさしさも感じられる一冊だと思います。 狂気の中にいる人間の心の一部分を覗かせてもらったような感覚もあり、本当にただ恐い話の本ではないと思います。 オススメ!! 異常殺人に深い関心を抱く主人公。 しかし自ら犯すわけではなく、犯人を突き止めて警察に突き出すわけでもない。 ただ見たい。 ただ知りたい。 その欲求の元に動く、限りなく黒に近い傍観者。彼が見つめるものは恐ろしいが、その瞳自体もまた恐ろしい。 けれども、読み手を強く惹きつける。 プロットがしっかりしていて、結末へと結びつける伏線が見事。 ミステリーに興味のある人には、是非読んでもらいたい。 (僕は我が家の次女から薦められて本書を読んだ。素晴らしい作品を教えてくれた娘には感謝している。) 【楽天】『GOTH―リストカット事件』乙一 (著) ●GOTH
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Last updated
Dec 25, 2010 02:27:15 AM
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