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カテゴリ:映画
マイケル・ムーアが、『ロジャー&ミー』や『ザ・ビッグ・ワン』でやったように、アポなし突撃取材で挑んだ優れたドキュメンタリー映画。
今回のターゲットは「銃規制」。 この主題をとりまくあらゆる論争を巧みに展開、それらの論争を打ち負かしていくが、「他の民主主義国家に比べて、どうしてアメリカ人は互いを殺しあうのか?」という問題の答えはなかなか見つからない。 コロンバイン高校銃乱射事件や、ムーアの地元ミシガン州フリントで起きた6歳児の発砲事件にフォーカスを当て、探求は進む。 コロンバイン高校銃乱射事件を引き起こした生徒が銃を購入した大手ディスカウントストアのKマート本社に乗り込んだり、全米ライフル協会(NRA)会長、チャールトン・へストンの自宅を訪問、アメリカ国内での銃規制に反対する人々や組織に説明責任を求める。 ムーアの切り口には、ユーモアと感情があり、ただの熱血漢で終わっていない。 ムーアは、犯罪のはびこる世の中において、真に良識のある発言者となりつつある。 ところで、このドキュメント映画の結末は? 単純に「銃が氾濫しているから悲劇が起こる」とは言えない。 奥がとても深い作品になっている。 観客が自らの役割を果たしてこそ、映画は映画になるのだから。 ● 【中古】DVD ボウリング・フォー・コロンバイン デラックス版/ヒューマン
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Last updated
Mar 6, 2011 11:27:28 AM
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