テーマ:今日聴いた音楽(75130)
カテゴリ:音楽
村上春樹の小説によく出てくるジャズがスタン・ゲッツだったので、聴いてみたら、最高にクールでいい。
多くのプレイヤーに影響を与えたゲッツの魅力を満載した52年録音作品の再発盤。 男性的楽器といわれるテナー・サックスを変幻自在に、ここまでスムースかつクールに吹きまくる彼の魔法に満ちた1枚。 この頃のゲッツでいいなあと思うのはとにかく洒落ていて「言い過ぎない」。 ここが重要で、どうしてもテクのある人は言い過ぎる傾向にあって、それが暑苦しく感じられる場合があるのです。 「いいよ、あんたは上手いよ」とおだてるのですが、内心「もうちょっと間をあけたほうが聞いている方は心地よいのに」と思ったりして。 ゲッツも後年はしゃべりすぎます。 上手いんだからしょうがないけれど、上手すぎたりしゃべりすぎたりすると、うっとおしくなったりしませんか? この頃のゲッツはそのあたりの間が最高で、やけにスムースなのにしゃべりすぎなくて、若々しい色香が漂ってくるのです。 選曲もロマンチックで最高。 でもただのBGM盤ではありません。 時々ハッとするようなフレーズが出て、僕はもう30年以上も愛聴してあきることがありません。本当の名盤。 白人テナーの最高峰と形容されるゲッツだが、このアルバムを聴いていると掛け値なしに彼のすごさがわかる。 テナーの音はこうして出すのかというお手本を示しているくらいソフトで自然で無理なく、しかも心に届くサウンドだ。 50年代前半はゲッツの最盛期と言われている。 アドリブとスイング感の抜群の冴えは秀逸だし、歌心、すなわち曲の解釈に関しても他の追随を許さない。 ゲッツの魅力が凝縮された名盤。 ゲッツの魅力が凝縮された本アルバムを推薦したい。 ● 【中古】美品! スタン・ゲッツ・プレイズ+1(初回限定盤)/スタン・ゲッツCDアルバム/ジャズ/フ...
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Last updated
Mar 10, 2011 05:18:24 AM
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