テーマ:今日聴いた音楽(75132)
カテゴリ:音楽
一般にジョン・コルトレーンというと、激しくブロウする姿をイメージする人も多いだろうが、その一方で情感豊かなバラード演奏にも真価を発揮した。
優れたジャズマンはみなブルースとバラードの名手であり、コルトレーンも例外ではなかった。 バラードを演奏するときのコルトレーンは、シンプル&ストレートにメロディを歌いあげる。 シーツ・オブ・サウンドもフェイクもご法度だ。 要するに歌手になったつもりで、サックスで歌っているのだ。 コルトレーンにとってバラードの演奏は、常に前進することを自らに課した壮絶な戦いの日々のなかで、一瞬その強迫観念から解放される、いわばつかの間の戦士の休息だったようだ。 聴く側にとってもそれは同様で、バラードを演奏するコルトレーンに接していると心が和む。 その意味では、最高のヒーリングミュージックといえる。 だから本作は、コルトレーンの数多いアルバムのなかで、いつの時代にもファンから支持される人気ナンバー1作品なのである。 これぞコルトレーンバラードの極致だ。 最高の一枚です。 一曲目の「Say It」からコルトレーンの素晴らしい、サックスの音色が部屋に響き渡ります。 コルトレーンをはじめて聴かれる方には、特にお奨めです。 激しくブローしているコルトレーンを最初に聴いてしまうと、拒絶反応される方もおられると思いますが、このアルバムでは極めてオーソドックスに吹いていますからね。 このアルバムは生真面目で、努力家だったコルトレーンを知るには最高の一枚だと思います。 JAZZのスタンダードを聴きたい方にも、お奨めです。 あまりメロディーを崩していないので、素直にスタンダードを楽しむことが出来ます。 ●☆【送料無料】 CD/ジョン・コルトレーン/バラード (SHM-CD) (初回限定盤)/UCCU-9405
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Last updated
Mar 10, 2011 05:57:32 AM
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