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おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

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Mar 10, 2011
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カテゴリ:音楽
一般にジョン・コルトレーンというと、激しくブロウする姿をイメージする人も多いだろうが、その一方で情感豊かなバラード演奏にも真価を発揮した。

優れたジャズマンはみなブルースとバラードの名手であり、コルトレーンも例外ではなかった。

バラードを演奏するときのコルトレーンは、シンプル&ストレートにメロディを歌いあげる。

シーツ・オブ・サウンドもフェイクもご法度だ。

要するに歌手になったつもりで、サックスで歌っているのだ。


コルトレーンにとってバラードの演奏は、常に前進することを自らに課した壮絶な戦いの日々のなかで、一瞬その強迫観念から解放される、いわばつかの間の戦士の休息だったようだ。

聴く側にとってもそれは同様で、バラードを演奏するコルトレーンに接していると心が和む。

その意味では、最高のヒーリングミュージックといえる。

だから本作は、コルトレーンの数多いアルバムのなかで、いつの時代にもファンから支持される人気ナンバー1作品なのである。

これぞコルトレーンバラードの極致だ。



最高の一枚です。

一曲目の「Say It」からコルトレーンの素晴らしい、サックスの音色が部屋に響き渡ります。

コルトレーンをはじめて聴かれる方には、特にお奨めです。

激しくブローしているコルトレーンを最初に聴いてしまうと、拒絶反応される方もおられると思いますが、このアルバムでは極めてオーソドックスに吹いていますからね。


このアルバムは生真面目で、努力家だったコルトレーンを知るには最高の一枚だと思います。

JAZZのスタンダードを聴きたい方にも、お奨めです。

あまりメロディーを崩していないので、素直にスタンダードを楽しむことが出来ます。



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Last updated  Mar 10, 2011 05:57:32 AM
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