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おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

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Mar 12, 2011
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カテゴリ:治験関係
不祥事を起こす会社って、何年たってもやっぱり不祥事を起こすことが多い。

コンプライアンス違反だ。

たとえば、製造に関するGMP違反とかデータねつ造のGCP違反とかね。


僕の転職経験から言って、会社には「体質」というものが絶対にある。

「古い体質」とか「日和見体質」とか「臭いものにはフタをしろ体質」とか。


この「体質」という言葉はよく使われるが、問題の本質を見逃す原因にもなる。

それは「企業体質ですから」というと、漠然と「会社」というものがあり、その全体像としての「会社」の気質のように思ってしまう。

でも、実は「企業体質」と言っても、それは結局「従業員体質」なのだ。


GMP違反やGCP違反、中にはGLP違反とか、とにかくコンプライアンス違反するのは、「ある人の手」によるものだ。

品質試験を実施してなくても「品質試験をやりました」と、あるひとりの従業員の手がサインするわけだ。

GCPで安全性情報を治験実施医療機関の長(病院長)に提出してなくても「提出しました」とモニタリング報告書に書いてしまう人がいる。



何故、そういう人が生まれやすい会社、組織があるのだろう?

それは、本気に考えていないからだ。

あらゆることが「まぁ、いいだろう」という発想をする。

これは、ひとえに社長の責任だ。

本気で考えていないから問題が起きると、だったら「コンプライアンス推進室」を作れば、「まぁ、いいだろう」だ。

臭いものにはフタの発想だ。

首の上から足の先まで、この「まぁ、いいだろう」に埋まっている。



問題は、こんな会社に入ってしまったと知った瞬間の新入社員だ。

「え?これでいいんですか?」「いいんだよ。こらまでもそうしてきたから。法律と現場は乖離しているのが現実だ」・・・・・・。

どうする?

僕のおすすめは、さっさとそんな会社を辞めることです。

どんなに給料が良くても、そんな会社に長くいると精神まで腐ってしまう。

いつか、自分も「これでいいだよ」と後輩に「指導」する社員になってしまう。

不正が不正と感じられなくなってしまったら、もう遅い。

これが怖いのだ。



「そんな青いことを言ってたら社会はやっていけない」と言われたら、「そんな青いことをしている会社」に転職しよう。

給料が多少、安くても精神が休まる。

人生に充実感を味わえる。

臭いものにフタをする前に辞表届を作ろう。

「いえ、僕がこういう会社の体質を変えます!」という人もいるだろうが、その気構えは立派ですが、ひとりでは無理です。

そこまで、その会社が好きなの?


「そんなつもりは無かった」としても、結果的に不祥事に加担するような事態を避けよう。


「まぁ、いいだろう」発言をする上司がひとりでもいたら、それがその会社の「体質」だと思ってください。



胸をはってやれる仕事をやっていこう!

そういう会社はいくらでもあるよ。



■■■ ホーライ製薬・・・架空の製薬会社の日常 ■■■
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ホーライ製薬・・・架空の製薬会社の日常






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Last updated  Mar 12, 2011 12:06:36 PM
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