テーマ:仕事のコツ、仕事の秘訣(31)
カテゴリ:仕事の基本
■上手な質問のしかた
効果的な質問をすると、その質問によって、話し手がより話しやすく、またより焦点が絞られて、話し合いの方向が明確になるものです。 仕事の場面の話し合いだけでなく、人が話すときには、何らかの目的があります。 聞き手のあなたが目的を明確に意識して、その方向に質問を向けてゆけば、話は広がります。 ▼焦点を絞る 「そう、同行OJTに行ったのね。どこの施設に行ったの?」 「つくば市の施設です。とても感じのいい先生でした。」 「なるほど、感じのいい先生だったのね。」 「ええ、そうです。CRCさんも多くて、治験が進むと思います。」 「そうなのね。その施設ではCRCさんは専任なのかしら?」 「はい。SMOの●●から派遣されていると聞きました。」 5.指示したいときも質問で 指示命令は、上の者から下の者へという構図がはっきりしすぎて言われたほうはうれしくないと感じる人もいます。 なかには反発する人もいます。 そこで質問を使い指示がましくなく、対等の人間関係という意識をしっかり相手に感じさせながら、こちらの言い分に協力してもらいます。 ▼指示したいときの質問 指示したいときは、話のもっていきかたがとても大切になります。 来週は残業してもらわなければならない同僚に、話す場面を想定してみましょう。 あなた「来週のアフターファイブの予定、何か入っている?」 同僚「え?なんでそんなこと聞くんですか?」 あなた「あ、悪いね。プライベートだものね。すまないけどさ、来月、症例検討会でしょ?今月中に問題症例をリストアップするように言われたわけよ。それでえ来週の都合のつく日に皆で残って、その準備ができるといいかなぁと思って・・・・」 同僚「あ、そういうことですか。いきなりプライベートの都合を聞かれて、びっくりしたよ。いいですよ。実は水曜日以外なら空いています。」 こういう具合に「相手の都合をまず質問する+詫びの言葉+なぜの理由や方法」の順で話をすすめると、相手は指示されたと感じることは少なくなりますし、自発的に行動してくえることもあります。 人は、自発的な気持ちで行動したいのです。 6.質問を利用して話を前進させる 会話や会議の場などでは、自分が原則的に聞き手の立場にあるというケースがたくさんあります。 そうした場合、往々にして聞きっぱなしに終わり、すっきりしない気持ちを味わうことがあります。 それを防ぐには、質問という形が便利です。 A. 不明な個所を質問する(他の人も一緒に確認できる) ・「と言うことは来週から治験が行えるということですね?」 B. 自分の意見を質問の形でする(表現が柔らかくなります) ・「少し短すぎるという心配はありませんか?」 C. 反論をいきなりしないで、質問の形でする(表現が柔らかくなります) ・「来週で集計を終わると、早すぎて困る人もいるんじゃないでしょうか?」 ■■■仕事の基本、仕事の成功方法 自己啓発 才能を伸ばす方法 ■■■ ↓ ●「仕事の基本、仕事の成功方法 自己啓発 才能を伸ばす方法」の紹介サイト。ここであなたの人生が変わる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Mar 24, 2011 07:10:59 PM
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