テーマ:好きなクラシック(2315)
カテゴリ:音楽
日本人にとって複雑な心理が働くのが、このオペラ「蝶々夫人」。
長崎の若い芸者「蝶々」さんはアメリカの海軍士官ピンカートンを真剣に愛し結婚するが、彼にとっては一時の現地妻。 彼はアメリカに戻り、その帰りを待ちわびる蝶々さん。 3年たってようやく戻ってきた彼には正式な妻がいることを知ると、その妻に愛児を託して蝶々さんは自ら死を選ぶ。 ピンカートンを待ちわびる気持ちを切々と歌うアリア「ある晴れた日に」は、あまりにも有名。 いつもながらカラスの歌は、どこまでも真実の歌であり、一度耳にしたら最後、強烈な誘引力で聴き手を決して離さず、他では決して得られない感動をもたらす。 若きカラヤンの指揮はどんなディテールにも真情がこもっており、内面の心の動きに応じて、変幻自在に表情を変えていくところが非凡である。 1955年の録音だが、演奏解釈にまったく古臭さが感じられないのはすごいことだ。 ラストはカラスの真骨頂!感動的な名唱です。 ●【送料無料】Puccini プッチーニ / 歌劇『蝶々夫人』全曲 カラヤン&スカラ座、カラス、ゲッダ...(楽天)
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Last updated
Jun 11, 2011 03:33:39 PM
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