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おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

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Aug 15, 2011
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パーソナルファイナンス専門の作家で大学講師でもあるロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けて構築した、ユニークな経済論を展開している。
1人は高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、そしてもう1人は親友の父親で、13才のとき学校を中退した億万長者である。
彼の「貧乏人のパパ」は一生のあいだ金銭問題に悩まされ、ついには家庭生活崩壊の憂き目をみる(立派な人物ではあるが、週払いの小切手では家計が潤うことは1度もなかった)。
一方、「お金持ちのパパ」はそれとは全く対照的な人生を謳歌することとなる(「金のために働く下層・中産階級」が「自分のために使う金には困らないお金持ち」になったのだ)。
この教訓を肝に銘じていた筆者は、47才で仕事をリタイアすることができた。

コンサルタント兼公認会計士のシャロン L. レクターとの共著である本書では、彼とお金との関わりあいを支えてきた哲学が披露されている。
筆者の言い分が延々と続くのにはうんざりさせられるが、それでもなお、学校教育では絶対教えてくれない「経済面でのリテラシー」の必要性を主張する本書は説得力がある。
変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらすという主義に基づき、仕事に見切りをつけるための資産を得るにはどうしたらよいかを教えてくれる。


この本は「現状を変えたいと思ったらどう考え、行動すべきか」を示してくれる本だと思います。
現状を変えたいと思ったらどうすると良いか、そのための考え方や方法、視点などが様々に書かれています。

例えば、
 ・「そんな事は出来ない」と考えず、「なら、どうやったら出来るようになるか?」を考え続ける
 ・相手が問題なのだと考えず、自分に問題があると考え、解決策を考える
 ・失敗や損をすることを恐れない。その失敗から「次に成功するためにどうするか」を学ぶ
など、現状を変えるための行動のヒントが多く書かれています。


私の場合、この本から得た「現状を変えるために何をすべきか」は 「変化を恐れない」事と、「拒否されることを恐れない」事でした。

お金の話に興味が有る方以上に、 「現状を打破したい」と強く思っている方にお勧めです。



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Last updated  Aug 15, 2011 02:44:52 PM
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