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おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

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Jan 15, 2012
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カテゴリ:メンタルヘルス
僕がうつ病を患ってはや25年が経つ。

僕のうつ病の初発は25歳のときで、結婚してすぐの「新婚うつ」(女性でマリッジうつ病てあるけれど、僕はその男性版)だった。

その時はとにかく「自分は癌じゃないか」「何か重病の病気にかかっているんじゃないか」「微熱が続き体がだるい」という考えに支配され、病院の梯子をするし、様々な検査をやった。

当時は自分が「うつ病」だとは思わずにうつ病の治療もしなかった。

うつの症状が出たのは1月で、それから会社を休みまくり、結局4月に気候が暖かくなったら自然にノイローゼ的な症状は無くなった。

それからしばらくはうつ病の症状は出なかったが、30歳の頃に転職を機にまたうつ症状が出た。

症状としては「体がだるい。極めて重度な倦怠感」、「会社に行きたくない」、「何に対しても意欲が無い」「食欲ない」「眠れない」という症状がいっきに出た。

この時はさすがに自分でもおかしいと思い、精神科にかかり、初めて「うつ病」という診断がつき、抗不安薬と抗うつ薬、睡眠薬が投与された。

それいらい、転職したり、新しい仕事をするとうつ症状が出てくるようになり、今では何が無くても冬場になるとうつ症状が出る。


さて、そういうことで僕は30年近くのうつ病の「ベテラン」だ。

そういう「うつ病」の患者さんにお勧めの本を紹介したい。

それは「森田療法」の本だ。


森田療法 (講談社現代新書)(楽天)


この森田療法を一言で言うと、「あるがままを受け入れる」ということだ。

うつ病に限らず、強迫神経症、ノイローゼ、パニック障害、赤面症などのかたにも有効な方法だ。

心臓がバクバクするほど緊張しても、あるいは「ガス栓を閉めたかどうかが気にかかり外出できない」人とか人前で赤面しても、それはそれとして全て受け止め、目的を果たすことに集中する。

つまり、橋が怖くて渡れないと思ったら、橋の向こうにある楽しい遊園地に行くのだ、というふうに意識を変える、というやり方を紹介している。

病気ほどではないが、プレゼンは苦手だと言う人にも応用できる。

とにかく、この本を読んでから、気持ちが楽になった。

うつ病は薬による治療と休息と認知療法(森田療法がその一種)をうまく活用し、うつ病とうまくつきあっていくことが大切だ。



さらに、僕がうつ病になっている時の妻の僕に対する接し方は「その病気、症状に対して何も言わない」という感じで、これがまた、うつ病患者の僕を楽にしてくれた。

有給休暇が足りなくなるぐらい会社を休んでも、特に何も言わないし、励ましてもくれない。(うつ病の患者さんを励ますのは禁忌だ)。

ただ、僕の病気に対して、心配はしてくれる。

だから、家族や友人、恋人がうつ病になったら、励まさない「忍耐力」が必要になる。

どんなに心配しても「そっとしてあげる」という態度を我慢強くしないといけない。


家族や友人、恋人がうつ病になったら、次の本が参考になる。


【送料無料】あなたの大切な人が「うつ」になったら(楽天)



うつ病に限らず、どんな病気も本人はもちろん苦しいのだが、その周囲の人も辛くなる。

だから、まずは病気に対する理解が欠かせない。

そのためには次の本がとても参考になる。(偶然なのだが、僕の長女の同級生のお父さんが書いている。)

入門 うつ病のことがよくわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)(楽天)



今はうつ病に対しても有効な薬が増えてきた。

それらの薬をうまく使うことで、うつ病を完治することが難しかったとしても、とりあえず、会社には行ける、という状態には絶対になれる。

そう信じて僕は日々を過ごしている。








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Last updated  Jan 15, 2012 10:00:49 AM
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