テーマ:美術館・博物館(1559)
カテゴリ:出来事
郡山美術館の企画展は必ず行くようにしているので
今回の「東日本大震災10年 やなせたかしの世界 ―愛と抒情 アンパンマンを生んだひと―」も行ってきました。 子どもたちに絶大な人気を誇るアンパンマンを生んだやなせたかし(1919—2013)は、漫画家、詩人、イラストレーター、絵本作家など多才な芸術家であり、気鋭の編集者としても幅広く活躍しました。94歳で他界するまで創作を続けたやなせの作品には、自身の生い立ちや戦争体験を通して形づくられた、普遍的な人間愛があふれています。 本展では、やなせたかしの代表的な絵本原画をはじめ、長きに渡り編集長をつとめた雑誌『詩とメルヘン』の表紙原画、アンパンマンを主題にした絵画作品など約200点を展示し、その多彩な創作活動に迫ります。ユーモアと叙情を愛し、ひとびとに勇気と希望のメッセージを送り続けた、やなせたかしの世界をどうぞご覧ください。 「アンパンマン」が人気になった頃は、すでに子供ではなかったので全く思い入れはないけれど。 太平洋戦争を体験したやなせさん。激戦区へ行くことはなかったものの、食糧難に苦しみました。 1945年に日本は敗戦。正義のためと戦ってきたにもかかわらず、世の中の考え方は180度変わり、日本は「悪魔の軍隊」と呼ばれました。 また幼い頃に両親と失ったやなせさんにとって、とても大切な存在だったたったひとりの弟も戦死してしまったと知り、"正義とは何か"と考えたそうです。 そしてたどりついた答えが、「本当の正義は、おなかをすかせた人に、食べ物を分けてあげることだ」ということ。 人を殺すのではなく、生かすこと。困った人がいたら助けること。それこそが「正義」だ。そんな考えがベースになって、あのアンパンマンが誕生しました。 子供はもちろん優しいタッチの絵で大人でも楽しめました。 展示数がかなりあったので見応えがあります。 興味がある人は、こちらからどうぞ!! アンパンマンと さばくのたから (アンパンマンの おはなしたんけん 3) [ や... アンパンマンと だだんだん (アンパンマンのぼうけん 1) [ やなせたかし ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月17日 21時51分47秒
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