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☆勝手に伴走・連れヅレ俳句『千夜千冊』第1000夜『良寛全集』良寛
神南備に 淡雪つむる 千夜かな 雪破 すれすれの 千夜満月 ほたほたり 雪破 雪まぜに 迷悟の跡の 無常かな 雪破 ◆<『それは、良寛。』> 『雪』にはじまり「淡雪」「沫雪」に終わった千夜千冊。 松岡さん、ほんとうにお疲れさまでした。 雪派の雪破としては、もう、申し分ございません。 『「せつない」とは古語では、人や物を大切に思うということ………切実を引き受けずして、いったい何が編集であろうか。』は染みました。 七夕の「彦星さん」からのバトンを受けて、下手な俳句での伴走、申し訳ございませんでした。 ゴールした途端、七夕の夜にもかかわらず三千大世界に淡雪が降り積もっていました。 柔らかく静かに真っ白に包まれていくようです。 もし機会がありますなら、夜明けの野に淡雪の降る景色をストーブを囲みながらご一緒したいと思います。 今夜が明けると、雪が消えていないことを祈るばかりです。 でも無常迅速ならば「それもまたよし」かもしれません。 そして、新たな「千夜」が始まる…。 風車 かざして千夜 玄月翁 雪破 雪破 拝 さぁ~、終わった。「精進落し」だ。飲みに行くぞ! ◆編集学校「別院」より楽天日記まで、300夜近くを伴走しました。 風車をもって走り続けられた松岡さんの周りでワアワアと下手な俳句で足を引っ張りました。 見に来ていただいた方々には、本当に感謝いたします。 掉尾をかざる「お楽しみ一夜」には、もうつけません。ゆっくりと味わいたいと考えます。 伴走を許していただいた松岡さんと、ご笑覧いただいたみなさまに感謝いたします。 ありがとうございました。 2004.07.08 荒木基次 (熱帯夜の北堀江にて) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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