☆勝手に伴走・連れヅレ俳句『千夜千冊』第0947夜『春宵十話』岡潔
☆勝手に伴走・連れヅレ俳句『千夜千冊』第0947夜『春宵十話』岡潔 月影に 無明を悟る 老学者 雪破 春の雲 蓮華畑の 老学者 雪破 五月晴 風蘭愛でて 老学者 雪破 ◆今夜は「情緒」が主題だ。大阪市の集客用の雑誌広告で「情の都 大阪」というタイトルを使った。いま、大阪人が一番忘れている「情」を取り戻したかったからだ。で、一番、そのテーマを理解できなかったのが、大阪市広報課の若い人だった。(別に非難しているわけではない。もったいないのだ。)そうだろう、受験勉強で良い成績をとって自治体に入った秀才には情なんて理解できなくとも関係ないことだ。いま、どの会社でも愛社精神を問われているが、企業の制度や業態を愛するのではなく、企業の理念を愛してほしい。(あればの話だが)そうすれば、続々と起る企業の不祥事もちっとはましになると思うのだが。 雪破 拝