Hornet

本日はのっけからＡ君の独壇場だった.

では,Ａ君説明してください.

三十分は説明していたのではないだろうか?

そして彼が一通り説明した後,ひとつの疑問が残った.

彼が説明したことがどうしてそうなるのか？と

それは学部の内容を超えているのであえて言ってなかったのだが

それでもせつめいしちゃおうかって流れになった.

注意して頂きたいのは,のときまだ主役は登場していないということだ.

主役がいないときならば,軽く説明して流してしまうことができる.

なら学部生には難しい内容でもちょっと説明してみましょうか

この考えが甘かったなんて,このとき私は考えもしなかった･･･

･･･なんてことはない.

順調に説明し,そろそろ終わりにして和訳に行きましょうか

という感じになるはずが,運悪くヒーロー遅れて登場!!

やはり死亡フラグは立っていたのだ!

今何説明してんのと最初の質問が始まった.

これはいつものことだ.まだまだ余裕だぜ ﾌｰ･･･

彼は線形近似を説明していたのだが,

私にとってはどれが正しく,またどれが間違っているのかなんてことは

わからない.それでもこんなもんがあるんだなと知ることができるだけで

価値のあるものなのだ.

しかし,主役にはそんな甘っちょろい考えはない.

Ａ君に最初から説明させて気になるところをずばずばと指摘していく.

"ちょっとそれ気になるんだけど･･･"

ﾖｼﾑｰは何度も何度もこの言葉を発する.

Ａ君の足りないところを見つけては言っているのである.

それも目をキラキラ輝かせながら･･･

Ａ君のレスポンスがいいということも関係していることは間違いないが

それにしてもこのおっさんノリノリである.


彼らは楽しそうに議論を交わしているが,こちらは頭が痛い.

最後の最後にオイラーの公式の話になって,まだわかる内容だったから

楽しく御方の講義を聞けたのだが･･･前にはＡ君とＧ君が立ってる.

あ,あれ？いつものパターンか？

この二人が前にいると楽しそうに議論されるから困る.

べ、べつにうらやましくなんかないんだからねっ!?


30分遅れてきて30分延長するならもっと早く来てくれたらなぁ･･･