赤唐辛子のお守り
久しぶりにこのテーマで書きます。流産の手術を受け、傷心の身で1週間後の術後検診を受けた帰り道。ブログで知った赤唐辛子のお守りを買いに中華街に立ち寄り、なんでもいいからすがりたい想いの一心で購入した赤唐辛子の根付。確か3つで1,000円だった気がするんだけど。。。(笑)子宝に恵まれる、とのことだったので常に身につけるべく携帯電話に付けて持ち歩いていたのでした。そして流産から約半年後に2度目の妊娠が発覚。昨年の8月に無事出産。もちろんそれまでもそれ以降もずっと赤唐辛子のお守りは身につけていたものの、チビほろが携帯電話に興味を持つようになり、ガラス製の唐辛子の根付が危険になってきたので取り外して大切に保管していたのでした。今年の2月。奈良に住む叔父がうちに遊びに来ました。兼ねてより耳にしていたことだけれど、叔父の娘(つまり私の従妹)が結婚して7年目になるのに子宝に恵まれず日々悩んでいるとのことだったので、ほんの少しだけ迷ったけれど(なにせ思い入れが非常に強いお守りだったので)、心の拠りどころになれば。。。と赤唐辛子を従妹にあげるべく叔父に託したのでありました。その1週間後に従妹よりお礼の葉書が届き「やっぱりあげてよかったな」と思ったものの、その後はすっかり忘れていたのです。今日の夕方、ポストを確認すると私宛の1通の手紙が。差出人はその従妹。一瞬、心臓がバクバクしました。お礼の葉書から数ヶ月。。。もしかしてもしかするのでは???ドキドキしながら急いで開封。するとそこには「なんとあのあとすぐに授かりました!」とのこと。もぉ興奮のあまり声が上ずる勢いで「お母さん!!〇〇ちゃんが妊娠したって!!」と報告。従妹の電話番号を知らなかったので、まずは叔父に「おめでとう」を言おうと電話。すると「今日、うちに来てるんだよ」と!電話の向こうでは、本当に幸せそうな声で「ありがとー!ほんまにありがとう!もらったときから信じてはいたけれど、でもまさかまさか!?てなくらいにすぐに妊娠してビックリしたよー!すぐに知らせたかったけど、安定期に入るまで我慢してたの」とのこと。母も何度か別の用件で叔父に電話をすることがあったのだが、そのたびに叔父は言いたいのを我慢していたそうな(笑)手紙には「無事に出産を終えたらこのお守りを不妊症で悩む友達にあげてもいいですか?」とあったので、もちろんいいよ!と返事。こうして赤唐辛子のお守りは次々と幸せを運んで旅を続けることになるのかもしれません。幸せの連鎖って本当に気持ちがいいものだよね☆誕生が待ち遠しいです。