南関東無敗の三冠馬 トーシンブリザード 1周忌
去る6月下旬、およそ2年ぶりに功労馬たちに会うために静内の荒木育成牧場さんを訪問させていただきました午後3時を過ぎてしまい、既に放牧時間が終わっていたため荒木さんのご厚意により馬房で功労馬たちを見学させていただきましたところが、トーシンブリザードがいなかった前年の8月に亡くなったことを伺い唖然😱2021年8月18日と言えば確か私は新しい職場での勤務を開始した時期だった。仕事に慣れることに専念していたためか、ネットやSNSからも遠ざかっていてトーシンブリザードの訃報は全く私の元へ届かなかったまさかのまさか、誰よりもニンジンを激しく催促する彼がこの世を去っていたとはトーシンブリザードとキタキツネという記事に掲載した姿が私が見た最後となりましたあの日撮った動画でもわかるように、ニンジンを食べながら相変わらず前カキで催促されました引退したばかりの頃の凶暴さはなくなっていたものの衰えはまったく感じられなかったのに...前の記事にも書いた通り、私が競馬に惹かれたのは2001年の暮れだったためその時彼は既に無敗の三冠馬でしたが私が地方競馬に足しげく通うようになったのは2005年頃だったので彼の活躍を知ったのは全盛期を過ぎてからでした2002年6月19日 大井競馬第9競走第25回帝王賞(GI)の時のパドックガラケーの携帯かコンパクトカメラで撮った動画なので画像が荒いですが厩務員さん2人をグイグイ引っ張って歩くトーシンが写ってますが、結果は8着(1人)この後足元に不安が出て1年休養したんだね...2004年5月26日 船橋競馬10R第16回かしわ記念(GII)主戦の石崎隆之騎手がナイキアディライト騎乗のためか、大井競馬のレジェンド、的場文男騎手を背に挑み2着(当日の写真)優勝したのはナイキアディライトで、JRAから参戦した4頭を下して船橋所属の2頭のワンツーこのレースも語り継がれるべきレジェンドでは?2005年11月23日 船橋競馬場で引退セレモニーが行われ種牡馬になった彼を白馬牧場に訪ねたのは2007年5月この時の写真もJocosoの初代ブログに掲載したものの消滅したので改めて競馬場以外で彼を見るのは初めてでしたニンジンをあげることを白馬牧場さんに承諾いただいたので早速あげたらものすごい勢いで食べてあっという間になくなったもうないよ!と空の袋を見せたのに「そこに隠してんだべ」と言わんばかりに柵の間から顔を出して私が羽織っていたコートのポケットを齧って引っ張られたので怖かった全身の写真を撮ろうとして距離をとってもすぐに近づいてきたのでアップの写真ばかりでした無敗の三冠馬の貫禄にすっかり圧倒されたしまいには長々と豪快にフレーメン何が臭かったのかわかりませんが、笑わせてくれてありがとう午後2時半、牧場のスタッフが迎えに来て元気いっぱいに放牧地を去った闘神猛吹雪この翌年の繁殖シーズンの後に種牡馬を引退して荒木育成牧場で余生を送るようになってからは馬産地を訪問するたびに寄らせていただいていました2013~2014年の写真(人齢58~62歳)いつも誰よりもうるさくニンジンを催促したトーシンブリザード歳を重ねてオリオンザサンクスやエスケープハッチが可愛らしくおねだりする術を学習したのにトーシンだけは強引で、そんなところも愛さずにはいられなかったそんな彼が突然旅立ってしまうとは思ってもみなかったのでショックでしたが引退から15年の間、会うたびに彼の貪欲な姿に勇気づけられていたので感謝しかありません改めて残りの人生もあきらめずに生きていこうトーシンのように人齢65歳くらいでぽっくり死ねることを願って- 追記 -2002年2月17日 アグネスデジタルが優勝し、トーシンブリザードは2着の第19回フェブラリーステークス(GI)アグネスデジタルのほうが1年早く生まれていたけど、2頭の誕生日は5月15日でしたところが亡くなったのはトーシンが先でデジタルは同年12月先に天に上ったトーシンがデジタルに再会したとしたらリベンジを挑んだかも負けず嫌いのトーシンにはDon't forget South Kanto Spirit, keep beating JRA horsesにほんブログ村