テーマ:がんばれ!地方競馬♪(8524)
カテゴリ:引退馬
去る6月下旬、およそ2年ぶりに功労馬たちに会うために
静内の荒木育成牧場さんを訪問させていただきました 午後3時を過ぎてしまい、既に放牧時間が終わっていたため 荒木さんのご厚意により馬房で功労馬たちを見学させていただきました ところが、トーシンブリザードがいなかった 前年の8月に亡くなったことを伺い唖然😱 2021年8月18日と言えば確か私は新しい職場での勤務を開始した時期だった。 仕事に慣れることに専念していたためか、ネットやSNSからも遠ざかっていて トーシンブリザードの訃報は全く私の元へ届かなかった まさかのまさか、誰よりもニンジンを激しく催促する彼がこの世を去っていたとは トーシンブリザードとキタキツネという記事に掲載した姿が私が見た最後となりました あの日撮った動画でもわかるように、ニンジンを食べながら相変わらず前カキで催促されました 引退したばかりの頃の凶暴さはなくなっていたものの衰えはまったく感じられなかったのに... 前の記事にも書いた通り、私が競馬に惹かれたのは2001年の暮れだったため その時彼は既に無敗の三冠馬でしたが 私が地方競馬に足しげく通うようになったのは2005年頃だったので 彼の活躍を知ったのは全盛期を過ぎてからでした 2002年6月19日 大井競馬第9競走第25回帝王賞(GI)の時のパドック ガラケーの携帯かコンパクトカメラで撮った動画なので画像が荒いですが 厩務員さん2人をグイグイ引っ張って歩くトーシンが写ってますが、結果は8着(1人) この後足元に不安が出て1年休養したんだね... 2004年5月26日 船橋競馬10R第16回かしわ記念(GII) 主戦の石崎隆之騎手がナイキアディライト騎乗のためか、 大井競馬のレジェンド、的場文男騎手を背に挑み2着(当日の写真) 優勝したのはナイキアディライトで、JRAから参戦した4頭を下して船橋所属の2頭のワンツー このレースも語り継がれるべきレジェンドでは? 2005年11月23日 船橋競馬場で引退セレモニーが行われ 種牡馬になった彼を白馬牧場に訪ねたのは2007年5月 この時の写真もJocosoの初代ブログに掲載したものの消滅したので改めて 競馬場以外で彼を見るのは初めてでした ニンジンをあげることを白馬牧場さんに承諾いただいたので早速あげたら ものすごい勢いで食べてあっという間になくなった もうないよ!と空の袋を見せたのに 「そこに隠してんだべ」 と言わんばかりに柵の間から顔を出して 私が羽織っていたコートのポケットを齧って引っ張られたので怖かった 全身の写真を撮ろうとして距離をとってもすぐに近づいてきたのでアップの写真ばかりでした 無敗の三冠馬の貫禄にすっかり圧倒された しまいには長々と豪快にフレーメン 何が臭かったのかわかりませんが、笑わせてくれてありがとう 午後2時半、牧場のスタッフが迎えに来て元気いっぱいに放牧地を去った闘神猛吹雪 この翌年の繁殖シーズンの後に種牡馬を引退して荒木育成牧場で余生を送るようになってからは 馬産地を訪問するたびに寄らせていただいていました 2013~2014年の写真(人齢58~62歳) いつも誰よりもうるさくニンジンを催促したトーシンブリザード 歳を重ねてオリオンザサンクスやエスケープハッチが可愛らしくおねだりする術を学習したのに トーシンだけは強引で、そんなところも愛さずにはいられなかった そんな彼が突然旅立ってしまうとは思ってもみなかったのでショックでしたが 引退から15年の間、会うたびに彼の貪欲な姿に勇気づけられていたので感謝しかありません 改めて残りの人生もあきらめずに生きていこう トーシンのように人齢65歳くらいでぽっくり死ねることを願って - 追記 - 2002年2月17日 アグネスデジタルが優勝し、トーシンブリザードは2着の 第19回フェブラリーステークス(GI) アグネスデジタルのほうが1年早く生まれていたけど、2頭の誕生日は5月15日でした ところが亡くなったのはトーシンが先でデジタルは同年12月 先に天に上ったトーシンがデジタルに再会したとしたらリベンジを挑んだかも 負けず嫌いのトーシンには Don't forget South Kanto Spirit, keep beating JRA horses にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.22 02:15:29
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