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2022.09.06
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カテゴリ:ばんえい競馬
何かを検索していた時に「オレノココロメモリアル」というレース名が目に入った
えっ、まさか雫
とさらに検索し、オレノココロが去る7月19日に亡くなっていたことを知った涙ぽろり
2005年1月に初めて帯広競馬場に行ってばんえい競馬を観戦してから17年が過ぎた
2006年に廃止が濃厚となり廃止反対の署名活動に賛同
2007年にはばんえい競馬応援のふるさと納税
毎年1,2回帯広競馬場に通ったものの思うように馬券の売り上げが伸びなかったのに
コロナ禍で2020年から馬券の売り上げが好調となり以後順調に推移しているようす
それに反して私個人的には5年ほど前から競馬場に行くたびに無作法な記者に邪魔をされて不快な思いをするようになり、競馬場から足が遠のいていきました。
オレノココロがデビューしたのは2012年でしたが
私が初めて彼を生で見たのは​2003年5月​3歳の時
すでに1トンを超える馬体でしたが、若いのにのんびりしていて穏やかな牡馬でした。
同年暮れに​ばんえいダービー​馬となり、翌年9月、4歳時は​柏林賞優勝
帯広競馬場に行くたびに彼が勝ったのでますます好きになりました
本来おとなしい馬よりやんちゃな馬のほうが好きなのですが、彼は別格でした
2017年に初めてばんえい記念を優勝した時は残念ながら現地で観戦することができませんでしたが
翌年は現地で観戦し、​2度目の肩掛け姿​を見ることができました
173戦52勝
とにかく真面目な馬だったので引退後はますますのんびり長生きしてほしいと願っていたところ
痛い思いをして亡くなったかと思うと悲しいですしょんぼり
49日は故人が極楽浄土に行けるよう祈って法要を行う日
オレノココロが最後に出走した​ばんえい記念を回顧し
哀悼の意を表します

2021年3月21日
帯広9R ​第53回 ばんえい記念(BG1)
天候:小雨 馬場:2.7%

第一障害を下りて第二障害に向かう出走馬10頭
9番ホクショウマサル(2人)と10番ソウクンボーイ(10人)はお互いを見ているに見える

5番センゴクエース(4人)のヤマンバメイクは遠くからでも目立つ

何があったのか8番オレノココロ(1人)が首を上げて白目をむき出した

写真には写ってませんが、1番メジロゴーリキ(6人)、3番ミノルシャープ(7人)が先行気味

荷物が重いので10歩歩いて止まるを繰り返し、今度は口を割ってるオレノココロ

今は亡きホクショウマサル、1226キロの馬体は迫力ありました

前半98秒で6番コウシュハウンカイ(3人)、4番キタノユウジロウ(5人)が
第二障害手前に到着

オレノココロ、コウシュハウンカイ、7番カンシャノココロ(8人)が仕掛けられて頭をだした

続いてホクショウマサル、キタノユウジロウ、センゴクエース

頭が見えるもののいつもより時間がかかる

キタノユウジロウも首を上げて

次にはアタマを左に傾けた

ようやくオレノコロロの胸が現れ

じわじわと上がってきたが..

どうか膝を折らないように🙏

ホクショウマサルの頭が下がり、大外のソウクンボーイはまだ上がれない

オレノココロが止まっている間にキタノユウジロウ、コウシュウハウンカイ、カンシャノココロが
一歩前進

ミノルシャープ、キタノユウジロウが足を上げて飛び上がる

オレノココロも上がろうとしているが動けなかったか?

その間に一旦後退したかに見えたホクショウマサルが上がった

コウシュウハウンカイは既に天板に上がり

障害を下り始めた時にカンシャノココロが膝をついた

「大丈夫かい?」と心配しているようなオレノココロ

その間に外からホクショウマサル

真ん中からコウシュハウンカイとキタノユウジロウが下りて、センゴクエースは膝をついていたショック

第2障害を下りる栗毛の2頭

コウシュハウンカイがやや優勢

頭差遅れてキタノユウジロウ ミノルシャープは天板に上がり、メジロゴーリキはもう一歩?
センゴクエースは体勢を立て直し

第二障害を下りるときは加速がつくのか荷物が重くてもキャンターダッシュ

キタノユウジロウの栗毛は明るくてきれいきらきら

引き続きふんばるメジロゴーリキ

キャンターで直線に向かうキタノユウジロウとコウシュハウンカイ馬

この頃には外からホクショウマサルも下りて

ミノルシャープも追ってきた

先に降りたコウシュハウンカイとキタノユウジロウはほぼ並んで直線へ

4番手で追ってくるミノルシャープ

メジロゴーリキももう一歩?

3番手で下りて伸びてきたホクショウマサルの後にようやく5番手で下りるオレノココロ
メジロゴーリキ、2番シンザンボーイ(9人)、センゴクエース、カンシャノココロ、
ソウクンボーイがまだ残っていた

外からグングン伸びて先行勢を追いかけるホクショウマサル

コウシュハウンカイ、キタノユウジロウに近づくミノルシャープ

普段ほどのスピードは出ていないとはいえ、1トンもの荷物を引いて

こんなにスイスイ歩けるなんてやっぱりばん馬は力持ちだ

オレノココロと同じ牧場で生まれて

競馬場に来てからは勝ったり負けたり競い合ってきたコウシュハウンカイ

最後はコウシュハウンカイが勝つのか?

残り20mで再び先頭に立った姿を見て一瞬そう思ったが

その外からやってきたホクショウマサルの巨体ほえー

残り10mでコウシュハウンカイに並び

前に出たびっくり

2008年7月から2020年1月まで30連勝して地方競馬公式最多連勝記録を更新した
ホクショウマサル

前年のこのレースは1番人気の押されながらも3着まででしたが

貫禄のある1226キロの馬体で

先行馬を差し切って

雪辱を果たしたグッド

ところがこの日から2ヵ月と12日後にNHKの全国放送で訃報が報じられ

追悼の記事​を先に投稿させていただきました
2着はゴール直前で再びコウシュハウンカイの前に出たキタノユウジロウ目

オレノココロはコウシュハウンカイの後の4着でした

最後の最後まで真面目に歩いて残り10mを過ぎて詰まったミノルシャープを交わしていた

結果は残念でしたが

無事に終わってよかった

このレースを最後に引退が決まっていた六車兄弟の最後のツーショット

コウシュハウンカイは191戦50勝なので、オレノココロより多く出走したんだね

内でボケてるミノルシャープ5着、藤野騎手で隠れ見えないメジロゴーリキ6着
カンシャノココロ7着

写真には写ってませんがシンザンボーイ8着、センゴクエース9着

ばんえいダービーはオレノココロの2着だったソウクンボーイは10着でしたが、無事にゴールオーケー

レース終了後、厩舎に引き上げていくオレノココロ
これが私が見た最後の姿でした

レース前のオレノココロ
若い番号の馬がパドックに入るのを待って待機中

さっそくあくびうっしっし
あくびをしたときは大抵勝ったのでこの日も期待したのですが...

じっとして動かない

11歳になって初めて見た頃より老けたと思ってましたが、この表情は久々にめんこかったかもダブルハート
でもやっぱり​3歳時はより幼い顔​でした

人馬ともに同じ目つき

君がいた8年間はとても楽しかったよ
ずっと忘れない

数々の感動をありがとう
安らかに眠ってください🙏

改めまして、これを機に私もばんえい競馬と楽天競馬は卒業したことをご報告いたします
ストレスは万病の元
ストレスの原因となるものは徹底的に排除するべさパンチ

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Last updated  2022.09.07 00:20:03
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