途中の工程の一切を問わず。

今すぐ目の前に

時間も、お金も潤沢で、何もかも環境が整っていて、

「さあ、全部用意しましたよ！　アナタが乗っかるだけですよ！」

なんて状況を差し出されたとしたら。

どうするだろうか？

なんてことを、何年も前から、ふとした拍子に思い出しては、自問する。

多分、ワタシは、あらゆる手をつくして乗っからない言い訳を探すだろう。

事実、そうしてきた。

たとえばさ。理由はなんでもよくて。

「ワタシには能力がないから」とか。
「自分に自信がない」とか。
「仕事が忙しい」とか。
「体調崩した」とか。
「そんなことよりコレやらなきゃいけない」とか。
お金がないとか、時間がないとか、あれとか、それとか、これとかとかとかとか…。

それは時に、いや、だいたいにおいてかも？

踏み出しかけた足を、
「○○が出来たら、終わったら」
あるいは
「すごくめんどくさい」
という感情で塗りつぶして、あっちゅーまに失速させたりも、する。

つまるところそれは、

できないわけでも、めんどうなわけでもなく。

「怖い」のだ。

挑戦すること。選択すること。環境が変わること。知らない何かに遭遇すること。
投げ出すこと。挫折すること。
否定され続けること。止めること。

いろいろ、内訳はあるけれど、

どれもこれも全部思考が作り出した、全身全霊の防壁なのだ。

で、そんな思考を基にして、「やりたいことを！」とか考えるものだから、
はなからブレーキ機能が搭載されちゃってて、
踏み出せない原因を勘違いして

「っていうか、そもそも自分が本当にやりたいことなんかゼロだよ！　わからないよ！」

と、停滞、時に後退したような錯覚をおこし、混乱することになるのだ。

お金がないとか、忙しいとかは、最高に楽な「めくらまし」だった。
精神論ではなく、生活のある面においてはそれは事実で、本当にそっちにかかりきりになってられるんだから。

ちょっと前まで「自信がない」ってのが一大テーマだったけど。

あれはもう、完っっっっぺき言い訳以外のなにもんでもなかっただろう。

たしかに未熟ではあった。や、今でもまだまだ未熟である。
でも、本当に自信ないんだったら、そもそも人前に出てこよーはずがない。

そんなわけで。

うすうすわかっちゃーいたけど、うわっつら引っぺがしてみてダイレクトに感じるのは

「怖い」

なのである。

思考はただの思考。

ある条件にフォーカスするから湧き上がってくる反射のようなもので、実質、なんの意味もないものなのだ。

そこを見るようになっただけでもだいぶ前進なんじゃない？とか思うけど、どうなんだろうね。

わりと自由に生きてるほうではあるけどさ、
子どもの頃の無邪気さがホント懐かしいというか、

自分のことなのにうらやましい……!!!ヽ(`Д´)ﾉ

いったい、いつの間に余計な罪悪感やら恐怖やらにまみれちまったんでしょーな。

後悔はないだけまだマシかもしれんけど。
それは単に、記憶力がない、おバカなだけかもしれん（笑）

おかげで、同じ失敗をしてもいつでも新鮮☆!!*:.｡..｡.:*･゜(ﾟ∀ﾟ)ﾟ･*:.｡. .｡.:*

……いや、さすがにそれは自分でもどうよと思うところではあるんだけど…(´・ω・｀)

話がそれたが、
そんな「無駄に浴槽にこびりついた水垢！」みたいな、無くてもいい罪悪感や恐怖で時間とチャンスを食いつぶされていくなんて、それこそもったいないし悔しいことだよな。

…なんてことを考えながら、隙あらばゲームとマンガ・動画鑑賞に興じようと、日々虎視眈々と生きてるのである。

………だめじゃん！(ﾉ ｀Д´)ﾉ┻━┻