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2012.12.15
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カテゴリ:雑記。

その日、わたしはいつものごとく、

時に従順に、隙あらば
こじらせた厨二のような脳内世界を展開しようとするPCを牽制し、

まな板の鯉のごとく机上に載せられた”ヤツら”を
マウントポジション、あるいはサイドポジションで押さえ込み、

神のごとき傲岸不遜さで我が物顔に通り過ぎていく無情なる”時”に

無謀なる戦いを挑んでいた。

 

間に差し込まれるランダムな休戦も功を奏さず、

激しい戦闘のすえ、ついにわが軍を重く鈍い暗雲が包み込んでいった。

 

ヤツらはまず、司令塔に狙いを定めた。

その作戦は冷酷にして的確。

威力は小さいが、断続的、永続的に、アタックされつづける。

 

応戦するもむなしく、司令塔はみるみるまに攪乱されていき、ついには兵士たちの士気までもが落ちていった。


 

最後まで。

最後まで、触れずにいられることを願っていた。

眉間にしわを寄せ、険しい表情で、司令塔は武器庫を開けた。

「いたしかたない」

もう、唯一残された打開策を決行せざるを得なかった。

 

化学の粋を集めて開発された、小さな小さな白い粒。

 

そして司令塔は、最後の命令を下した。

 

否。

 

下すはず、だった。

 

だが、 疲弊しきったその脳裏に浮かんだのは、こんな言葉だった。

 

 

「頭悪い。薬のも」

 

 

メタリックの外装に包まれた、白い兵器。

ロキソニンを握りしめたまま………。

 

 

 ーーーーー

 先生、大変です!(゜Д゜)

3号室の患者さんが!!

 

バカにつける薬を大至急…!!!

 

 

頭痛い、って言いたかったんだよ!

なのに、出てきたのは、頭悪いだったんだよ!!! ゜(゜´Д`゜)゜うゎぁん






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Last updated  2012.12.15 15:59:04
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