テーマ:世界遺産紀行(1093)
カテゴリ:インド
現在インドには、26もの世界遺産があります。そのひとつ『デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群』は、その中でも不思議な建築群であります。
【世界遺産】 デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群 (1993年登録) クトゥブ・ミナール QUTB MINAR 1192年 クトゥブ・アッディン・アイバック インド北部征服 勝利の塔(クトゥブ・ミナール)を建てた。 ミナーレットの後ろに行くと・・・・ アライーダルワーザ ALAIDARWAZA この遺跡群の門 1311年建造 赤砂岩を基本に造られ・所々に白大理石がはめてある。 イスラームの幾何学模様が確認できます。 中央は、赤砂岩のドーム天井になっています。 当時インドでは、イスラームの大きなドームを造る技術がありませんでした。 大工さんは、ヒンズー寺院しか造った事がなかったからです。 砂岩を少しづつずらして、小さなドームを造ったのです。 だから すぐに壊れちゃって あまり残っていません! 門の右に遺跡があります・・・・ クワットゥル・イスラーム・モスク QUWWAT-WL-ISLAMMASJIT インド北部を制圧したのは、クトゥブ・アッディーン・アイバック トルコ系 アフガニスタンの奴隷軍人の実力者であります。 彼は、インドで最初のイスラーム教徒のスルタン(王様)になった。 彼が、奴隷軍人の出身であった事から『奴隷王朝時代』と名ずけた。 このモスクは、大変に不思議であります・・・ モスクの後ろにも遺跡群があります。小さなドームは崩壊していますね! 鳥の公園と言われる程鳥がいっぱい飛んでいます。 確かに綺麗なイスラームの模様です。 ところが これからが 不思議がいっぱいなんです! モスクのなが~い回廊は、不思議な模様があるのです。 イスラームは、偶像崇拝禁止なのに女神像が? 随分と~削られたので見えにくいですが・・ とっても 古い物ですね 1192年から6年間で大急ぎで造ったモスクですが、 その時に 周辺の 27個の ヒンズー寺院と ジャイナ教寺院を 破壊して、 材料を調達したのであります。 それは、王様の力を人々に知らせる為であります。 でっかいアラビア文字でコーランを描いたのもそんな理由 きらりさんそんな所でかくれんぼしないでよ ヒンズー寺院の大工さんが造ったので 何だか? モスクに見えません! これからが、不思議でたまらないのですが・・・長くなってしまったので、ここで一休みつづく 「旅行ブログ」ランキングに参加していますクリックよろしく→ありがとうさん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.02 00:55:34
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