テーマ:世界遺産紀行(1093)
カテゴリ:インド
赤い城と呼ばれた『アーグラー城』の王様には、ヒンズー教・イスラーム教・キリスト教・仏教を信仰する4人の奥様が居ました。
赤い城『アーグラー城』に入ると長いスロープがつづきます・・・・ きらりが 現地ガイドから聞いたお話です。 アーグラー城は、元々 軍事目的で造られたお城だったのです。 だから 馬が あがれる 長ぁ~いスロープなんですね! スロープを登りきると右に宮殿があります・・・・ ジャハンギール宮殿 一番古い宮殿です。 1575年お城が出来た当時の建築 ムガール帝国 3番目の王様 アクバルが造りました。 アクバルとは、大帝の意味 アクバルには 4人の奥様 が居ました・・・・(側室ですけどね) 1)ヒンズー教 2)イスラーム教 3)キリスト教 4)仏教 ところが・・・・ 14年間も子どもが生まれませんでした。 アクバルの心はいつもブルーでした だって 跡継ぎが居ないのですから・・・・ アクバルは、誰でも救ってくれると言う有名な お坊さん の所へ行きます。 35kmも裸足で歩きました。 アクバル「私に子どもを授けて下さい」 お坊さん「お帰り下さい」 アクバルは、1晩中お坊さんの家の前で待ちます。 朝になりました・・・・ お坊さん「帰りなさいと言ったでしょ」 アクバル「私は、子どもが欲しいのです。 私は、人々を差別しないで良い事ばかりをしてきました。 なのに 何故?子どもができないのでしょうか?」 お坊さん「世界中で 毎日毎日 沢山の子どもが産まれています。 それは、貧富の差など関係なく産まれています。 子どもに恵まれない人も沢山います。 子どもが産まれても、親が別れてしまったりする事もあります。 それも すべて 自然の法則なのです。 貴方は、王様として生まれ有名になりましたね。 人は、何でも手に入れる事は難しいのですよ!」 ところが・・・・・・不思議な事が起きます。 お坊さんの子どもが、突然亡くなります。 同時に、アクバル王様に子どもが産まれたのです。 14年ぶりのベビーです。 ベビーの名前は「ジャハンギール」ちゃん この宮殿の名前は、14年ぶりに授かった子どもの名前を付けました。 ジャハンギール宮殿 宮殿の前にでっかい石のオワンみたいなものがあります・・・ 王様が、14年ぶりに授かった子どもと一緒に入る為に作った お風呂です。 当時は、宮殿の中にあったものです・・・・ミニプールかな? 宮殿の入口 宮殿に入るとすぐに 音楽の部屋 があります。 ここで 音楽を奏でると 隣の奥様の部屋に聞こえる仕組みです。 王様には、ヒンズー教・イスラーム教・キリスト教・仏教を信仰する4人の奥様が居ました。 奥様の部屋は、平等に造ってあります。 まず・・・正方形の庭があります。 そこに面して、4人の奥様の部屋があります。 キリスト教を信仰する奥様の部屋 仏教の奥様の部屋 イスラーム教の奥様の部屋 ヒンズー教の奥様の部屋 奥様は、格子戸の中にいました・・・ 奥様は、人に顔を見せてはいけないのです。 知人が来ても 格子越しに お話するのです。 夏は、格子から風が入り とっても 気持ちが良かったらしいです。 壁の模様も平等でした。 ヒンズー教の神様ガネーシャ → 象 仏教 → 蓮の花 イスラーム教は偶像崇拝禁止なので → 花 キリスト教 → 十字架 十字架?・・・・・無いみたいですけど・・・・どこ? 上の方を見ると・・・・ 5つの十字架がありました 4人の奥様を平等にするには、 お金がかかりそうですね。 「旅行ブログ」ランキングに参加していますクリックよろしく→ありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.02 09:02:00
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