映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。
ちょっと変わった『クリスマス・キャロル』はいかが？
ディケンズ版とは異なり、主人公は強欲な金貸しではなく、モテモテカメラマンです。
主人公に人生を諭すのは、何とマイケル・ダグラス！


ゴースト・オブ・ガールフレンド・パスト
GHOSTS OF GIRLFRIENDS PAST

出演
マシュー・マコナヘー　ジェニファー・ガーナー　マイケル・ダグラス　アン・アーチャー　
エマ・ストーン

監督
マーク・ウォーターズ

　モテモテのカメラマン、コナー・ミード。女は選び放題だが常にその場限りの付き合いしか望まない彼が、唯一の肉親である弟の結婚式に出席することに。結婚式会場は彼の育ての親で亡くなったウェイン叔父の家。花嫁の付添として、彼の初恋＆失恋の相手ジェニーがいた。「結婚なんてつまらない制度だ」とぶちかますコナーによって式が壊されるかと思いきや、彼の育ての親である叔父ウェインが現れる。「お前　このままだと大変なことになるぞ」

　クリスマス・キャロルの現代バージョン。主人公はケチな金貸しではなくモテモテの独身男で、こだわりは金ではなく結婚。過去・現在・未来のゴーストが登場してなぜコナーが愛を信じられなくなったのかを探る。遊び人の叔父を演じているのがマイケル・ダグラス。
クリスマス・キャロルではスクルージに助言する共同経営者マーレイの役割にあたる。彼が泣かせた女性の涙が雨となって降ってくるかと思えば「お前が使ったコンドームの数だ！」と言って降ってきたのは…実物ではありませんよ。

　当初はケヴィン・スミス監督でベン・アフレックが主役を演じる予定（妻はジェニー役のジェニファー・ガーナー）だった。しかしスミス監督の別の映画がぽしゃったためにアフレックが降板し、別の映画でガーナーと共演していたマコナヘーが主役を演じることに。ベンが主役を演じる予定だった時、ウェイン叔父のオファーを受けたのはロバート・デ・ニーロ、ウォーレン・ベイティ、ビル・マーレイ、ジャック・ニコルスン。マーレイ以外は見事にモテ男の俳優ばかり選んでいて、ダグラスもその路線の延長上。REO　SPEEDWAGONのN《KEEP　ON　LOVING　YOU》やティナ・ターナーの《TIME AFTER TIME》が流れるなど80‘s好きはほろっと来るかも。

映画「ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト」
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