映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

二転、三転した陸前高田の松ですが、成田山新勝寺で9月25日に改めて燃やされることになったようですね。ここでも少なからぬ抗議はあったようですが、安全確認されたものを使うとか。
最初の願いを書いた松は陸前高田で燃やされましたが、しこりが残らないといいと思います。

さて、今日はアメリカでは人気が高いドイツのある将軍が出てくる映画を紹介します。

ロンメル軍団を叩け
RAID ON ROMMEL

出演
リチャード・バートン

監督
ヘンリー・ハサウェイ
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　　1943年、リビア。北アフリカ戦線の連合国軍はエルヴィン・ロンメル元帥のドイツアフリカ軍団に苦しめられ、戦況は日々悪化し続けていた。そんな中、英陸軍は洋上からの反撃を計画。しかし洋上から接近する為にはトブルク軍港に設置された沿岸砲台の排除が不可欠であり、これを果たすべくコマンド部隊からアレックス・フォスター大尉が送りこまれた。フォスターは手始めに捕虜となっているコマンド隊員を救出するべく、傷痍兵を装ってドイツ軍のハインツ・シュレーダー大尉率いる捕虜輸送車列の中に紛れ込む。しかし、合流予定だったコマンド部隊は既に撤退していたこと、また捕虜のうちコマンド隊員は4名だけで、残りは衛生兵と軍医、そして本物の傷病兵ばかりだと明かされる。やむを得ず、フォスターは彼らと共に車列を乗っ取り、作戦の続行を決心する。
当初TVムービー製作で考えられていたが戦闘シーンなど、多くのシーンが1967年に公開された『トブルク戦線』より流用して映画にしようと方針が転換された。3週間で撮影。

　アメリカでも人気の高かったロンメル将軍を「切手収集家」という設定で持ち上げつつも、その彼に一泡吹かせたイギリス軍の活躍を描きたかったと思われる作品。ただそれぞれのキャラクターの堀り下げが不十分で例えば「良心的兵役拒否者」の若者が医療隊の中に居て、フォスター大尉に無理やり戦闘員に組み込まれて亡くなるのだけれど、彼自身のドラマが継続して描かれているのではないので「本来戦うはずではなかった彼が亡くなるなんて…」という感傷がわいてこない。あと、たくましくてどこでも生きていけるにせよ、戦場の真っ只中にイタリア人女性を置いていくのって無責任では。



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