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September 12, 2011
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みなさん、こんばんは。
3作めまで映画化されたので、内容をご存じの方も多いことと思います。イギリスの作家ルイスのナルニア国物語シリーズで、ぺペンシ―兄弟が登場する第二作目にあたります。

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN

出演
リーアム・ニーソン ティルダ・スウィントン

監督&脚本
アンドリュー・アダムソン

 夏休みが終わり寄宿舎へ帰るペペンシー家の4人兄妹は、列車が来るのを待っていた。ところが突然強い力で再びナルニアへ呼び戻される。彼等の時間では一年だったが、ナルニアでは数百年が過ぎており、テルマール人の暴君ミラース王のもとで、ナルニアは荒廃していた。4人は、命の危険にさらされている若い王子カスピアンを助けようとする。

 ナルニア七部作』を年代順にすると、ちょうど真ん中のポジションにあるのがこの作品。前作『ライオンと魔女』で、サンタクロースがスーザンに与えた「吹けば必ず助けが現れる角笛」が今回の呼び水に。経緯を聞いたエドマンドの、「呼び出しをかけられた魔神(ジン)がどんな気持ちがするか、わかったよね。なんだかあんな笛でかんたんに呼ばれる身だとわかると、すこし嫌になるな。」というコメントに苦笑。

 さて、ナルニア国シリーズはキリスト教との影響を多々指摘されているが、今回もキリスト=アスランを思わせるエピソードが登場する。最初、アスランはルーシーにだけ見える存在として登場する。ルーシーは「アスランを見た」と主張するが、他の兄弟達は信じず、別の道を行く事を主張。そして再度アスランからの呼び出しを受けたルーシーが皆に呼びかけると、酷い目にあった兄弟達は渋々後をついていく。そしてアスランの後を追うルーシーに従ってゆくうち、他の兄弟達にも徐々にアスランが見えてくる。一連の子供達のやりとりは、「わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。」というイエスの言葉を想起させます。

 『ライオンと魔女』でも既に強調されていたが、末娘のルーシーは、キリスト教で言われる「神の国を受け入れるおさなご」を象徴していると思われる。見たまま、感じたままを素直に受け止める、無垢な存在。そして次男のエドマンドは、前回兄弟やアスランを窮地に陥れたが、今回はルーシーを擁護する。「僕たちがはじめてナルニアを見つけた時(中略)いずれにせよあの時ここをはじめに見つけたのはルーシィで、それを誰も信じなかった。しかもそれでいちばん悪かったのはこのぼくだ。でもけっきょくルーシィの言うとおりだったんだ。今度のこともルーシィの言うことを信じて間違いないんじゃないかな」この言葉は、同じくイエスの 「わたしを信じる者は、わたしを信じるのではなく、わたしをつかわされたかたを信じるのであり、また、わたしを見る者は、わたしをつかわされたかたを見るのである。」を踏まえた言葉ではないだろうか。エドマンドは、一度挫折するがそれ以後は心を入れ替える「放蕩息子」の象徴でしょう。この後もやんちゃ坊主がナルニアで変わってゆく物語が登場する事を考えると、「おさなご」ルーシーと「放蕩息子」エドマンドは、キリストが望む、人間のあるべき姿の二つのように考えられる。 体の大きさに負けぬ勇敢さを備えたリーピチープ、『指輪物語』のゴラムを思わせる小人ニカブリク、松露とりなど子供達が喜びそうなキャラクターも多数登場。尚、残念ながら本作は、四人兄弟が揃う最後の巻。

 ちなみに映画版はこちら。










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最終更新日  June 25, 2022 09:35:36 AM
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