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January 16, 2014
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カテゴリ:アメリカ映画
お正月が終わると早くもバレンタイン商戦が始まりますね。皆さんはまだ物色中ですか?

さて、こちらの映画にもおいしそうなチョコレートが登場しますよ。

ショコラ
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『ショコラ DTS特別版』 ラッセ・ハルストレム / ジェネオン エンタテインメント


2000年作品
ショコラ
Chocolat
出演ジュリエット・ビノシュ ジュディ・デンチ レナ・オリン キャリー・アン・モス
  レスリー・キャロン ジョニー・デップ アルフレッド・モリーナ
監督ラッセ・ハルストレム
音楽レイチェル・ポートマン
ジョアン・ハリス原作

甘いものは、みんなの顔をとろかしてしまう。
「恋に落ちたシェイクスピア」で重たい鬘をかぶっていたジュディ・デンチも。
「蜘蛛女」で「かっかっか」と豪快に笑っていたレナ・オリンも。
「マトリックス」でクール・ビューティだったキャリー・アン・モスも。
ジュリエット・ビノシュの顔だけ、ちょっと恐い…ごめんなさい。

1950年、フランスのある村にやって来た母と娘の姿は、まるで赤頭巾。
赤頭巾は森を抜け、狼の待つ家に辿り着いたけれど、着いた時の反応から
すると、恐ろしさはどっちもどっち。でも、赤頭巾親子には、チョコレート
という秘密兵器があった。断食期間にあたる四旬節にも関わらず、
香りや形に魅せられた人々が母ヴィアンヌの店を訪れ、喜びの表情を見せてゆく。
食べ物により、人間の内なる心を解き放つ設定は、映画
「バベットの晩餐会」でも取り上げられたが、どちらかというと
静かな喜び。こちらは、寓話風に語られているという事もあってか、
やや大袈裟な描写になっている。次第に、ヴィアンヌと秩序を重んじる
町長、レノ伯爵の対立が鮮明になって行くが、ヴィアンヌもまた、100%善役
という意味あいの役ではない。
「もしかしたら、ここは大丈夫かもしれない。」と言いながらも、
北風に誘われて出て行き兼ねない。居場所を求める気持ちと、彷徨いたい気持ちで
揺れている。その状態を一番良く見抜いているのが、
見えないカンガルーを世話するアヌーク。片足を怪我しているのは、
二つの気持ちで揺れているヴィアンヌ自身。
一方彼女と対立する側に目をやって見る。
レノ伯爵は、浮気旅行に出ている妻を、ずっと「イタリア旅行中」と
言い張っている。また、新任牧師も、レノ伯爵の検閲済みの説教しか
出来ない。レナ・オリン演じる人妻に暴力を振るう夫も、体裁だけは
整えるが、本質は変わらない。まとめてしまうならば、全て見せかけ
の存在。結果的にはヴィアンヌの勝利に見えるけれど、本当に言いたい
事はそうではないと思う。ヴィアンヌの味の秘けつは、チョコレートに
混ぜるペッパーやチリ。全く逆の味をまぜ合わせる事で、えも言われぬおいしい
チョコが出来上がる。きっと人生もそうしたもの。どちらかを排除でなく、
どちらからも、歩み寄る事で、豊かな人生ができあがる。
うーん、満腹。

レスリー・キャロンも懐かしいけど、
そんなはずはないのに、登場する場面ごとに表情が違って見えた
レノ1世の銅像に、是非特別賞をあげたい。






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最終更新日  February 15, 2019 12:44:17 AM
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