映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。羽生選手金メダル良かったですね。
テレビ東京で織田信成さんが出演していたのですが、高橋選手と話していると涙声になっていて、そういえば前のオリンピックは彼等が旬だったんだよなぁと4年前に思いを馳せました。
失敗したことで言われていますが、まだ10代なのに賢い子だなと思いました。

さて、今日はアメリカのB級映画を紹介します。

映画「特殊部隊　スペシャル・オペレーション」
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特殊部隊　スペシャル・オペレーション
SPECIAL OPS

出演スティーヴン・バウアー

小型核兵器製作に繋がる超高性能ナノチップを開発した天才科学者が、チップと共にテロリストに拉致されてしまう。カイル率いる海兵隊特殊部隊に科学者救出作戦の命が下るが、何者かに待ち伏せされてカイル以下は全員死亡。実はこの事件の裏には巨大な陰謀が渦巻いていた。

で、カバーには「国家のため、正義のため、復讐のため」カイルが孤軍奮闘する、と書いてあるのですが、正直国家は彼を裏切ってるし、部下を殺された復讐というニュアンスもあまり感じられなかった。そして三番目に挙がった正義に関しても「間違った事だから質す」というより、悪者に指定されてしまった自分の正当性を主張するために動いていたというのが正しい。わざわざ正義、国家、復讐なんてお題目は要らない。自分が生きるために戦うという動機が一番感情移入しやすのだから。

それにしても、黒幕が最初から登場してしまうので「一体誰が何のために？」などとわくわくする楽しみが全くない。そして、カイルを狙う傭兵部隊が、わざわざ彼が会いに行ったら無実を証明できる相手の名前を明かしたり、チップを渡されたら彼を無傷で返したりと非常に緩い。本当に彼を殺す気があったのか？と疑問だ。従来のサスペンスものなら、「殺さない」と言っておいて帰り際にバンバン撃ってくるとか当たり前だろう。それに、死んでもチップの行方を言わない、と頑張っていた博士の部下が墓にやって来ることをどうしてカイルは予測していたんだろう？という疑問がわく。それに、娘を囚われているというのに、わざわざ隠し場所であるマニラにテロリストと娘を行かせてメッセージで待ち合わせ場所を指定するようなまだるっこい事をする理由がわからない。片方は彼等がおとりとなって逃げている間にちゃっかり留守宅から娘を拉致するような素早さも見せているのに。



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