映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

ディズニー映画も本当に人間のような描写が自然なアニメを作りますね。こちらもそんな映画プリンセスと魔法のキスを見ました。




プリンセスと魔法のキス
THE PRINCESS AND THE FROG

声の出演
キ―ス・デビッド　ジョン・グッドマン　テレンス・ハワード　オプラ・ウィンフリー

監督＆脚本
ロン・クレメンツ 　ジョン・マスカー

自分のレストランを持つことを夢見る黒人少女ティアナはパパが大好き。親友シャーロットと一緒に『王女とカエル』のおとぎ話を聞いているが、「いくらお姫様になれてもカエルにキスするのは嫌！」ときっぱり。成長したティアナはパパに似て働き者だが、遊びに見向きもしない真面目すぎるきらいがあった。パパの夢だったレストランを手に入れるまであと一歩だがお金が足りない。シャーロットの父親主宰のパーティで仕事をしていた彼女は、人の言葉を話すカエルと出会う！カエルは魔法使いに姿を変えられてしまった王子だと言い、呪いを解くためにキスをしてくれと懇願する。金を出すと言われて一回ですむならとキスをすると…何とティアナまでがカエルの姿になってしまう！人間の姿に戻るための大冒険が始まる。

アメリカ・ニューオーリンズを舞台に『カエルと王女』のストーリーを大胆にアレンジ。
オリジナルでは最初からカエルだった王子も、今回は人間としての遊び好きで浪費家の姿から登場し、変化した事は自分にも何らかの原因があったかのように設定されている。ヒロインも王女様ではなく、プリンセスのような衣装をまとった平凡な女の子で、王子とは逆に働き者。この対極のキャラクターが出会い、ティアナは楽しむことを、王子は働いて金を得るまともな暮らしを覚えていく。

ニューオーリンズが舞台とあってジャズ音楽が登場。脇役の一人でワニのルイスはトランぺッタ―でいつかジャズ・ミュージシャンになる夢を叶える。ちょっと抜けているルイスの相方として、賢くて友達思いのホタル・レイが登場。レイもルイスもジャズ・ミュージシャン縁の名前を貰っている。悪役の魔術師の声をあてているのはキース・デヴィッド。ヒロインの声を担当するのは、『ドリームガールズ』でメンバーの一人を演じたアニカ・ノニ・ローズ。登場人物誰もが夢を持っているが、ただ願うだけでなく自らが努力することも必要だという教訓を提示している。


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