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テーマ:DVD映画鑑賞(14136)
カテゴリ:フランス映画
みなさん、こんばんは。フランスの午後5時から7時って何の時間かご存知ですか?
ホントかなぁ…。 5時から7時の恋人カンケイ 5 TO 7 出演 ランベール・ウィルソン グレン・クローズ フランク・ランジェラ エリック・ストルツ アントン・イェルチン 「NYに関する名言は本や映画や劇の中でなく公園のベンチにある これらを読めばわかる それぞれの人生に多くのことが起こってる (中略)自分の書いた小説を想うとその内容の薄さに眼からは涙でなく羞恥心がこぼれ落ちてくる 僕は友達や恋人を作らず ただ書いて読んでつぶやいていた 見るからに変人だ NYではよく知り合いに遭遇する あの時僕は生まれて初めて通りを横切った」 主人公のモノローグで始まる。そして主人公が通りを横切った理由がアリエル。有名なディズニー映画の人魚の名前と同じ女性だ。日に当たれば泡になって消えてしまうような儚い女性は、居心地悪げにタバコを吸っていた。 5時から7時のカンケイ"にならない?と言われたら 、 フランス文化圏では“不倫関係"を意味するらしい。真面目な青年ブライアンは一度は誘いを断るが、アリエルの魅力に負けて一線を越えてしまう。ニューヨーク育ちのアメリカ人青年が受けた、自由奔放な年上のフランス人女性の恋の手ほどき! ? フランス流恋愛 1.夫にも愛人がいる 2.愛人同士、子どもたちとも仲良し 3.外では腕を組むのはOK、キスはNG 「自由奔放なようでいて家族の形態はきっちり守る」というどこかアンバランスな取り決めは、やがて最も若いブライアンが我慢できなくなってくる。当然だろう。おそらくアリエルも夫ヴァレリーも何度となく「5時から7時の恋人」を持ってきた。それこそ様々なパートナーがいただろうし、時には感情を抑える経験をしてきているだろう。しかし、今回が初めてのブライアンはそうではない。好きな人とずっと一緒にいたい。子供ともうまくやっていけるはずだ。小説を書いてこれから売れる。未来は希望しか見えていない。 正直アリエルがなぜブライアンを振ったのかがよくわからない。指輪をもらって一度は心が揺れた描写もあったのに、最終的に形式的な結婚を守ることを選んだのは、なぜなのか。 思い当たるエピソードが序盤にある。初めて二人がデートしたのはグッゲンハイム美術館。 「死の絵だわそれと脅迫」 「これは素敵なヨットの絵だ」 「ボートに人は?生命の反対は?爆弾にあったのよ これだけじゃない こっち見て」 「人がいる」 「死んだ人ね あの男が生きてるように見える?あの店員も生きてるとは思えない みんな死んでる あのアパートも無人だし ビルは閉鎖されてるわ ホッパーはアメリカ人画家でしょ つまりアメリカが死んだと言ってるのよ」 「君が悲観的に物事を見てる?」 「私には生きてるとは思えない」 悉く絵の見方が違ったように、アリエルとブライアンでは、決定的に人生の見方が違っていたのかもしれない。アリエルの方が結婚の現実を知っているから現実的な選択をした、というしごくわかりやすい理由も思い浮かぶけれど、同じ人生を見ていられないようなら、隣は歩けない。 ブライアン役のアントン・イェルチンはこの映画のあとの「スター・トレック」が遺作になってしまった。映画と異なり、彼は若い時の恋愛を永遠のものにすることができた。 5時から7時の恋人カンケイ [ ベレニス・マルロー ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 20, 2019 12:09:35 AM
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