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みなさん、こんばんは。広島の雨はすごいことになってますね。
今日は理不尽な目にあう地球の話です。

銀河ヒッチハイク・ガイド
The Hitchhiker's Guide to the Galaxy

出演
マーティン・フリーマン　アラン・リックマン　ビル・ナイ　ジョン・マルコビッチ　スティーヴン・フライ
サム・ロックウェル　ゾーイ・デシャネル　ヘレン・ミレン

宇宙バイパス建設のために、ある日突然、地球は破壊されてしまう。宇宙人に救出され、最後の地球人となってしまったのは、ごく平凡な英国男性のアーサー・デント。宇宙でのサバイバル術を銀河系最大のベストセラー「銀河ヒッチハイク・ガイド」で学び、生き残りをかけて宇宙をさまよう。

冒頭。地球で2番目に知能が高いのがイルカ、3番目が人類。そこで地球消滅が目前だと知ったイルカたちは人類にこの緊急事態を教えようとするが、イルカの言語はボディランゲージなので飛び上がっては輪をくぐり1回転して着水するばかり。それを見た人類は芸のごほうびにお魚を投げ与えるばかり。そこでイルカたちは人類救済を諦めて跳ねながら歌う、「人類のみなさん、さようなら。おいしいお魚をどうもありがとうSo long. and thanks for all the fish.」。さて一番賢いのは?それは最後に登場。そいつらに「究極の問いを考えろ！」と言われてしまう普通人アーサーを演じているのは『Sherlock』で普通人ジョン・ワトソンを演じているフリーマン。彼の演技とは思えない自然な反応がスラップスティックなコメディにうまくはまっている。

脚本は、2001年に他界した原作者ダグラス・アダムス自身が執筆した幻の遺稿を採用。初めイギリスで放送されたラジオドラマだったが、あっという間に評判となり、その後小説が出版された。これがカルト的な人気を得て、全世界で1500万部もの売り上げとなったそうだ。銀河系大統領ザフォド・ビーブルブロックス役にはビル・マーレイ、ロバート・ダウ二―・ジュニア、ジョニー・デップ、ウィル・フェレルが候補に上がったそうだが、オーディションにやってきたサム・ロックウェルを見て監督が即決。ディープ・スローとならぬ究極のコンピュータディープ・ソ―ト（Deep Thought）の声はヘレン・ミレン、憂鬱なロボットの声はアラン・リックマン、ガイドの声がスティーヴン・フライと英国俳優総登場の豪華版。

映画「銀河ヒッチハイク・ガイド」
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